「セレンディピティ=意味ある偶然の出会い」が地球を回す

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   株式会社セレンが2008年10月に設立されて半年が過ぎた。今まで休みなく走ってきた感じだが、少し机の整理でもと引き出しをひっくりかえしていたら、設立前の会議で使用した書類がでてきた。

   懐かしいと思いながら眺める。そこには「セレン」という社名のもとになった「セレンディピティ(serendipity)」についてのストーリーが記されていた。

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セレンディピティとは――3人の王子の物語

「セレン(Seren)」という社名には大きな意味が込められている
「セレン(Seren)」という社名には大きな意味が込められている

   「serendipity・・・イギリスの小説家ホレス・ウォルポールのつくった造語。

   昔々、今のスリランカあたりにセレンディップ王国という国がありました。そこには3人の王子様がいました。

   ある日、国王である父が、3人の王子に宝物を探す航海に出るように命令します。3人の王子は宝物を探すため、力をあわせて航海の旅に出ます。3人は、いつも意外な出来事と遭遇し、彼らの聡明さによって、難問を切り抜け、新たなこと学んでいきます。

   3年たって、3人の王子は国へ帰ります。結局、宝物は探せなかったのです。

   しかし、国王は宝物が探せなかったことよりも、3人の王子の成長ぶりに大変喜びます。彼らがもともと探していなかった何かを発見して帰ってきたのです・・・・・。

   serendipity・・・自然科学では、たびたび、本来求めていたものとは違う何かを学び取り大発見に結びつけることを『serendipity』として語ることがある」

   ~思いもよらなかった偶然だと思えるようなこともすべては巧妙に仕組まれた必然である~

嫌な取引先との出会いも「セレンディピティ」と思えば楽しい?

   我が社の社名「セレン」は、この「serendipity」のセレンに由来している。「serendipity」から名前をとったのは、この会社が生まれたのも、社長の三輪晋と副社長の西田浩の「偶然の出会い」がきっかけだったからだ(コラム2回目参照)。

   もともと西田は自分の自己紹介でも「出会いは必然でありそのすべてが有限の出会い。そこにはセレンディピティ(一見偶然に見える意味のある出会い)があるように感じる」と話している。

   これまでこのコラムでは、三輪や西田のほか、山梨のぶどう農家の鈴木くんや宮崎の秀一さん、沖縄のかなちゃんなど、農業に精一杯取り組んでいる人たちを紹介してきたが、どの人との出会いも「セレンディピティ」だったと感じる。まだコラムに登場していない、もっと多くの人との関わりもすべてセレンディピティなのではないか、と。

   "偶然の出会いは、実は無意識のうちに周到に準備されていた必然の出会い"

   セレンのメンバー全員にいえることだけど、必然的な出会いによって、いま農業が、人生が楽しくなってきていることを実感している。もしかしたら今、あなたにこのコラムを偶然読んでもらっているのも、どこかに意味があるのかもしれない。

   そう考えると毎日がすごくワクワクしたものに思えてくる。たとえ嫌な取引先や嫌な仕事をしていたとしても、たとえ失敗したとしても、そこから必ず何かを学ぶことができる気がする。一見、失敗と思えることも後から見れば成功のヒントだったりもする。

   これからもたくさん試練と思えることがあるだろうけど、必ず乗り越えられるはずだ。きっと楽しい必然だから。

セレン社長秘書 大倉野あやか

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「食を通じて人を元気に。」を合言葉に、2008年10月1日設立。再現性のあるサスティナブルで「儲かる(=夢のもてる)農業」の実現を目指し、農業技術支援だけにとどまらず、人財教育、地域コミュニティの再構築など農業を通じて、日本各地の地方復興、就農者の増加のために現代農業の活性化に邁進している。
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