<できコツ27>嫌な先輩にも「敬意」を払っておこう

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   会社にはいろいろな人がいます。心から尊敬できる人に敬意は払えますが、中には嫌なヤツもいて、そういう人との付き合いはなかなか難しいものです。しかし、表面的にでも最低限の敬意を払っておくことで、あなたは職場で仕事がしやすくなります。

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組織で仕事をするには「人間関係」をよくしておくべき

   私は性格がはっきりしており、嫌いな人は嫌いなので、それが相手に伝わりやすいです。個人的には自分のスタンスを貫きたいこともあります。しかし、組織で働く以上は、自分のわがままを追求することは意味がないと理解しています。

   「仕事ができれば、人間関係なんて関係ない」という人がいますが、半分は正解で、半分は誤りです。人間関係なくして組織で仕事はできません。組織とは、ひとりではできないことをするためのものだからです。

   成果主義が広まって年功序列の意識が薄れてきましたが、やはり組織には秩序が必要です。若くして優秀な人、早くからエースとみなされている人も、先輩たちを無視してものごとを進めると、先々になって痛い目をみることもあります。無駄な不利益を被らないためにも、先達に礼儀を尽くし、適度な根回しをしておく手間は必要なのです。

   それに、あなたの評価は誰がするのか。それはあなたの上司です。よその部長から「おたくの部の野崎君は、なんか態度ばかり大きくて感じ悪いね」と言われて、上司は嬉しいでしょうか。上司の評価が重要なのは、重要な仕事を任される機会を得られるかどうかに関わってくるからです。

相手を敬う気持ちに「年齢の上下」は関係ない

   自分が嫌いだと思っていた先輩も、たまに力になってくれる時があります。「ああ、こんな人にもいいところがあるんだな」と思うと、最初は嫌いだった人も、いつしか見直すようになります。

   別に媚びへつらう必要はありません。あいさつをしたり、必要な報告や相談をしておくなど、最低限の礼節を尽くしておけばいいのです。礼節を尽くしておかないと、快適に仕事がしにくくなる、というだけです。

   そもそも、上下関係を別にしても、お互いに好き嫌いばかり主張して、「他人を敬う姿勢」ができていない組織は、モラルが低下します。「フラットな組織」と「仲良しサークル」とは違います。遠慮なく自由闊達な論議ができるフラットな組織でも、人間同士の最低限の礼儀やルール、秩序が必要なのです。

   もしあなたに目上の人を敬う姿勢がなかったら、部下ができたときに敬われなくなるでしょう。また、自分の部下や後輩に対してぞんざいな扱いをしていれば、いつか相手もあなたをぞんざいに扱います。相手を敬う心に、年齢の上下は関係ありません。

野崎大輔

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野崎大輔(のざき・だいすけ)
フリーター、上場企業の人事部勤務などを経て、2008年8月独立。「企業を活性化させるチェンジ・エージェント」を掲げ、東京・四谷で人事コンサルタントとして活動中。野崎人事労務管理事務所代表、特定社会保険労務士。mixiでコミュニティ「できるヤツと思わせる20のコツ」を運営。09年4月からJ-CASTで「ヨソでは言えない社内トラブル」を共同執筆。
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