<できコツ34>凡人は「空き地」に旗を立てよう!

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   できるヤツには、競争の激しいところに敢えてやってきて、戦いを臨んでくる習性があります。よほど能力に自信があるのでしょうが、困ったものです(笑い)。凡人は、そういう戦いから逃れて、別の生き方を探すのが賢明です。

>>「できるヤツ」と思わせる20のコツ・記事一覧

手っ取り早いのは「みんなが嫌がる仕事に手を挙げること」

   私がこれまで読んだ中で、特に強く印象に残っている本に『ブルー・オーシャン戦略』(ランダムハウス講談社)があります。特にこの一節を読んだときに「これはきっと“自分の生き方”に当てはめて考えても役に立つに違いない」と思いました。

これまで数々の「戦略」がもてはやされてきたが、ライバルと同じ市場で戦うかぎり、どれほど巧妙に戦略を練ったところでいずれ消耗戦を強いられることになる。血みどろの戦いが繰り広げられるこの既存の市場を「レッド・オーシャン(赤い海)」と呼ぶのなら、いま企業が目指すべきは、競争自体を無意味なものにする未開拓の市場、「ブルー・オーシャン(青い海)」の創造だろう。

   凡人であっても、会社で一目置かれる存在になれば、きっとやりがいを持って働けるはずです。そのための近道は、独自のポジションを築くこと。凡人が考えるべきは、誰も手をつけていない「空き地」を見つけて、そこに旗を立てることです。

   「自分が得意とする領域で、誰もやっていない仕事」があれば理想的ですが、そのような都合のよい仕事は、あまりありません。一番手っ取り早いのは、誰もがやらなければならないと分かっていながら、みんなが嫌がってやらないことに手を挙げることです。私の場合は、問題社員の処分を検討するために、問題行為の事実をまとめる仕事が、独自のポジションを作る最初のきっかけとなりました。

野崎大輔(のざき・だいすけ)
フリーター、上場企業の人事部勤務などを経て、2008年8月独立。「企業を活性化させるチェンジ・エージェント」を掲げ、東京・四谷で人事コンサルタントとして活動中。野崎人事労務管理事務所代表、特定社会保険労務士。mixiでコミュニティ「できるヤツと思わせる20のコツ」を運営。09年4月からJ-CASTで「ヨソでは言えない社内トラブル」を共同執筆。
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