何が心配? 高齢の親に「介護」が必要になったとき

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   時が経てば、自分も親も年を取るのは避けられない。ある調査では、高齢の親に介護が必要になったとき心配になることは、男性では「お金」、女性では「生活パターンの変化」と答える人の割合が多く、大きな違いがあることが分かった。

女性の心配は「生活スタイルを変えなければならないこと」

若いうちは老いについて意識しないが
若いうちは老いについて意識しないが

   電通は2009年11月9日、「親の高齢化・介護に関する意識調査」を発表した。調査対象は、高齢の親を持つ45歳から64歳までの男女800名。それによると、親のことを「いつも気にかけている」と答えた人の割合は、男性では31.0%、女性は46.5%で、女性の方が上回った。

   親が高齢になり不安なことは「病気で急に倒れること」が68%でトップ。次いで「認知症になること」「親に介護が必要になること」「外出先や室内での転倒」が続いた。もし親が倒れたときは「自分を頼りにするだろう」と自覚している人は54%だった。

   「親に介護が必要になったとき心配なこと」を聞いたところ、全体では「精神的な負担が増えること」が68.3%でトップ。男性では「経済的な負担が増えること」、「どれだけ費用がかかるのかがわからないこと」といった金銭的な心配が上位を占めた。

   一方、女性では精神的負担に次いで「自分の生活スタイルを変えなければならないこと」(64.0%)と続いた。また「自分の自由時間がなくなること」が心配と答えた人は49.8%で、男性よりも20ポイント以上うわまわった。親の介護に女性の生活パターンの変化を強いる実態を反映しているのだろう。

   なお、回答者の「親との住まい方」は、「同居」が21.4%、「近居」(1時間未満で駆けつけることのできる居住状態)が38.6%。「遠居」(同1時間以上)は39.4%だった。親に介護が必要になったら、平均して「月2万円程度は負担してよい」と考えており、年齢層が高くなるほど金額は増える傾向にあった。

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