2019年 8月 20日 (火)

上司が同僚と「社内不倫」しているのが不快なんです!

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   「セクシャルハラスメント」という言葉が、1989年の「新語・流行語大賞」の新語部門で金賞を受賞してから20年。露骨に身体に触ったり、あからさまにヌードポスターを貼ったりすることは少なくなったようだ。しかし、ある会社の人事担当者は、社員から「上司と部下の不倫もセクハラ」と訴えられ、どう判断したらよいのか、対応に困っている。

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当事者たちの「業務」に支障が出ているわけではないが

――食品会社の人事担当です。製造管理部の女性社員から「上司と同僚の女性が不倫をしているのが不快なので、人事から注意して欲しい」と訴えがありました。双方共に結婚しているので、倫理的に問題があると言うのです。
   本人同士は、周りには知られていないと思っているようですが、実は職場のほとんどの人は知っているとのこと。彼らは毎日のように一緒に退社し、呼び方もその部下だけを下の名前で呼んでいるのだそうです。飲み会では必ず隣り同士に座るわ、出張の土産はその部下だけ特別に買ってくるわ、厚顔無恥もいいところ。
   また、部署の有志で休日出勤をする日があるのですが、そういう日には2人揃って出勤し、終了と同時に2人で消えていきます。これには、

「休日出勤は、休日デートの口実になっているのでは」
と非難の声が上がっています。
   いずれにしても、業務に支障が出ているわけではなく、家族から会社に対して何とかしてくれと言われているわけでもないので、人事部門として介入すべきか悩んでいます。しかし、訴えてきた社員は「人事が動いてくれないなら『セクハラ窓口』に言う」と息巻いています――

他人の社内不倫は「セクハラ」と感じますか?
社内でいちゃついていたらセクハラ
不倫してるだけでセクハラ
個人の自由。不快とは感じない
尾崎 健一(おざき・けんいち)
臨床心理士、シニア産業カウンセラー。コンピュータ会社勤務後、早稲田大学大学院で臨床心理学を学ぶ。クリニックの心理相談室、外資系企業の人事部、EAP(従業員支援プログラム)会社勤務を経て2007年に独立。株式会社ライフワーク・ストレスアカデミーを設立し、メンタルヘルスの仕組みづくりや人事労務問題のコンサルティングを行っている。単著に『職場でうつの人と上手に接するヒント』(TAC出版)、共著に『黒い社労士と白い心理士が教える 問題社員50の対処術』がある。

野崎 大輔(のざき・だいすけ)

特定社会保険労務士、Hunt&Company社会保険労務士事務所代表。フリーター、上場企業の人事部勤務などを経て、2008年8月独立。企業の人事部を対象に「自分の頭で考え、モチベーションを高め、行動する」自律型人材の育成を支援し、社員が自発的に行動する組織作りに注力している。一方で労使トラブルの解決も行っている。単著に『できコツ 凡人ができるヤツと思い込まれる50の行動戦略』(講談社)、共著に『黒い社労士と白い心理士が教える 問題社員50の対処術』がある。
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