2024年 3月 28日 (木)

気になる異性のいる前の会社に「出戻り」したい!

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   好景気に転職したものの、会社にうまくなじめず、かといってこのご時勢では再転職も難しい・・・。そんな状況にある人もいるのではないでしょうか。Q&Aサイトの「教えて!goo」には、元の会社に戻って働きたいと考えている転職経験者からの相談が掲載されています。

「転職というか出戻りしたいのですが」

上司との人間関係で退職「その上司が異動したので・・・」

   質問者のmiki319さんは、27歳の独身女性。以前働いていた会社を辞めて今の会社に転職しましたが、色々と問題があり、いずれは辞めたいと考えています。前の会社を辞めた理由は上司との「人間関係」。いまはその上司も異動し、以前より働きやすくなっているようです。

   そこで、気になる異性がいることもあり、できれば前の会社に「出戻り」で働きたいと考えています。ただ、以前から働いている人の目も気になるので、新しい会社に転職した方がよいのか悩んでいます。


   この相談には、厳しいアドバイスが寄せられました。

「以前よかったから、今も温かく迎えてくれるとでも思っているの?・・・あなたはやめたけど、ほかの方は我慢して続けていた。この差は大きいですよ、かなりハンディを抱えるのでは。なんか、身勝手さを感じませんか」(dondoko4さん)

   確かに、質問者さんだけが苦しい時期を避けていたのなら、戻ってくることを快く思わない人もいるかもしれません。また「出戻り」自体には問題がなくても、辞めた理由によっては、すんなりと馴染めない場合もあるのでは、という意見もあります。

「私の前職は出戻りの人が沢山いました。・・・でも人間関係で辞めた人はNGですね、どんな人とも協調性を持って仕事ができる人間でないと難しいかと。家庭の事情などやむを得ない事情で辞めたのでなければ、出戻りはお勧めできませんね」(naoyuuさん)

いちど辞めた会社に戻り「執行役員」になった女性もいる

   一方、「出戻り」を雇うメリットは会社側にもあるようです。

「私の会社は出戻り社員が多いです。全くの未知の人を雇うより、すでに短所も長所も分かっている人間を雇うほうが人事としても安心感があるし、・・・トレーニングの必要がなく、いきなり能力全開で働いてくれるからです」(harepandaさん)

   「出戻り」とはやや異なりますが、カメラレンズメーカーのタムロン執行役員の千代田路子さんは、いちどタムロンの退職を経験しているそうです(2009年11月30日、日経新聞夕刊)。広告デザイナーを経て入社した千代田さんは、広報や宣伝の仕事をしていたものの、自分がデザインできないもどかしさと、東洋医学を学びたいという気持ちが重なり、30代半ばで会社を辞めました。

   ところが社長から「ウチで働きながら勉強したらどうか」と誘いがあり、週3日の業務契約の傍ら、専門学校に通い3年で国家資格を取得しました。しかし治療の現場に立つと「自分には向いていない」ことを痛感。そんなとき会社の直属の上司から「管理職として戻ってこないか」と声がかかり、広報宣伝室の室長として復帰したそうです。

   千代田さんは「寄り道して吹っ切れた」と言っていますが、「出戻り」にはそんな効果もあります。自分の可能性を探り、退職してもいいけれども、元の会社と良好な関係を保っていると、ふたたびチャンスをもらえることがあるのですね。質問者さんは動機が異性では弱い気がしますが、もし戻れたら仕事で活躍していただきたいです。

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