クライアントから料金を値切られた。どう対処すればいい?

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   こんにちは。カピィのフジモト&オオハシです。

   今回もフリーランス女性からの質問にお答えします!

Q:とあるクライアントから仕事の依頼があり、見積もりを出したところ、大幅な値下げを要求されてしまいました。今後もお付き合いしたいクライアントなので断りづらいのですが、そのまま要求を飲むのも悔しいという思いがあります。こんな時はどうすればよいでしょうか?

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安い値段で引き受けるからといって手を抜くわけにもいかない
安い値段で引き受けるからといって手を抜くわけにもいかない

A:最近は「不況」を理由に値切られることも多いようですね。こういう時の判断は、そのお客さんとの関係性次第。GIVE&TAKEを理解している同士なら、「困った時はお互い様」精神で協力してあげようという気持ちになれるし、BIGなクライアントや良いお仕事をくれるクライアントであれば、損をして得を取った方がよい場合もあるでしょう。

   それにしても、やすやすとは受け入れがたい、しかし断るのも気が進まない、という場合はどうするか。安い値段で引き受けるからといって、手を抜くわけにもいかない。それは自分の評価を下げることにつながるし、プロとしてのプライドもある。精一杯取り組む前提で、値下げを受け入れなければならないとしたら、以下のような方法をとるのはいかがでしょうか。


●「特別な値引き」であるということを認識してもらう

   値下げした料金が今後の標準とならないための対策。例えば見積もり書や請求書を出す時に、正規の値段を記載した上で「特別お値引き」の欄を設けて調整するなど。景気が回復したときや予算に余裕のある時はちゃんと払ってほしい、というアピールを込めて。


●「交換条件」を提示する

・全額もしくは一部を事前入金してほしい
・対応回数や期間などを制限させてほしい(例えば打ち合わせ回数や時間を、制作物の仕事なら修正回数をシビアに制限。納得できるフィーをいただけるならその辺は柔軟に対応したいところですが)
・一定期間の契約を約束してほしい(月契約の仕事の場合)
・実績としてHP等で紹介させてほしい、など


   このようにすると、「タダでは応じられない」「受け入れますが、ツラいんです」という姿勢を、感情的にではなくビジネスライクに伝えられます。たとえそれが大したメリットでなかったにしても、「メリットを得た」という事実が心を落ち着かせます。損をした!という不健康な気持ちは引きずりたくありませんから…。

   その他、値下げと引き換えにお願い事を聞いてもらうというパターンも。例えばキーパーソンの紹介や、他の仕事を回してもらうなど。この場合は間髪入れずにお願いするのがコツ。結果的に得を得られることもあるので、悔しい思いに囚われて悶々とするのではなく、前向きに考えましょう。

   そして引き受けたなら「こんな時代に仕事をいただけるだけでもありがたい!」と考えて精一杯取り組みましょう。前向きな気持ちで頑張っていれば、きっといい事が返ってくるはずです。

フジモト&オオハシ

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元同僚の女性プランナー2人がフリーランスを経て、2006年に企画制作会社カピィを設立。「女性とライフスタイル」をテーマに、商品企画や販促ツールの制作、女性向けクルマ情報サイト「CarTime」の運営などを行っている。渋谷でフリーランス女性のランチ会を毎月開催、mixiのコミュニティ「フリーランスの女」に500人以上を集める。腕一本で仕事するユニークな女性たちのネットワークを駆使し、日々さまざまなプロジェクトに奔走中。
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