<できコツ36>「出る杭」でも打たれない人間関係を作ろう

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   実は2010年2月19日、この連載を加筆した『できコツ』という本を講談社から出版することになりました。どこかでご覧になったら、お手にとってみていただければ幸いです。今後は、本に書ききれなかったことを中心に、何回か連載を続けさせていただきます。

>>「できるヤツ」と思わせる20のコツ・記事一覧

周囲を非難することは未熟さのあらわれ

打たれる「出る杭」ばかりが能じゃない
打たれる「出る杭」ばかりが能じゃない

   われわれ凡人は、さほど能力が高くないので、仕事で目立つことはあまりできません。それでも、機会を見つけて成果を上げて、高い評価を得たいものです。一方で、日本には残念ながら横並びをよしとする風潮があり、出る杭を打ってやろうと狙っている人たちがたくさんいます。

   できるヤツは「自分は正しいことをやっているのだから、周囲が何と言おうが気にしない」と思えます。彼らには自信があるし、叩かれても潰されずにはね返せるのです。一方、大多数の凡人は出る杭となる経験が少ないので、叩かれると意気消沈してしまいます。

   はねかえす力をつけることも必要ですが、凡人は物事をなしとげるときのために、まずは周囲の人の力を積極的に借りられるようにしておきましょう。そして、もしも「出る杭」になったときに叩かれないように、上司や先輩、同僚との人間関係を良好に保ち、信頼関係を築いておくのです。

   特に若い人は往々にして、周囲をむやみに非難して関係を悪化させることで、あたかも自分の力が高いように見せかけようとしたりします。でも、そんな振る舞いは、単に周りを見極められない未熟さをあらわにしているようなものです。

   慶大教授の福田和也氏は、『岐路に立つ君へ』(小学館)という本の中で、こう述べています。

野崎大輔(のざき・だいすけ)
フリーター、上場企業の人事部勤務などを経て、2008年8月独立。「企業を活性化させるチェンジ・エージェント」を掲げ、東京・四谷で人事コンサルタントとして活動中。野崎人事労務管理事務所代表、特定社会保険労務士。mixiでコミュニティ「できるヤツと思わせる20のコツ」を運営。09年4月からJ-CASTで「ヨソでは言えない社内トラブル」を共同執筆。
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