新入社員「仕事を通じてスキルアップしたい」 バブル期の2.7倍

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   岩手経済研究所は2010年4月29日、岩手県内の新入社員の職業観と生活観について、20年前(1990年)と現在を比較した調査結果を発表した。

貯蓄の目的は「将来の生活のため」

不況だから安定志向とは決めつけられない(出典:岩手経済研究所)
不況だから安定志向とは決めつけられない(出典:岩手経済研究所)

   それによると、新入社員に「勤務先を選んだ理由」について尋ねたところ、1位は「仕事の内容に興味があったから」と答えた人は19.4%。1990年の新入社員(11.7%)と比べて大幅に増加した。また、仕事を通じて「スキルアップができるから」と答えた人は13.8%となり、90年(5.1%)の2.7倍となった。

   一方で、90年に1位だった「会社が堅実で安定しているから」が大幅減、「休日・休暇等がよいから」も減少した。不況下の現在では新入社員のころから転職の可能性を考慮し、仕事を通じてスキルを磨いておきたいと考えているのだろうか。必ずしも「不況で安定志向が強まっている」とだけはいえないようだ。

   また、「貯蓄の目的」を尋ねたところ、「将来の生活設計のため」とする人が90年の36.4%から46.5%に増加。「レジャー資金」「自家用車購入資金」「結婚資金」とした人は減少した。レジャーと答えた人は、1990年の22.9%から13.9%に減った。将来の生活に不安を感じて節約をしている人が増えているのかもしれない。

   休日にやりたいことは、1位が「旅行、ドライブ」と変わらないものの、20年前の39.4%から25.8%に大幅減。代わりに「音楽、映画の鑑賞」「テレビを見る」「読書」など、お金があまりかからない余暇の過ごし方が2~4倍に増加した。90年には0.9%しかいなかった「仕事に関する勉強」も、5.0%に伸びた。

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