リビングは妻子が占拠 「自宅難民」どこへ行く

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   せっかくのマイホームに、自分の居場所がない――。ある調査によると、そんな男性が半数を超えるという。ネット上には「自宅以外の居場所探し」の情報交換が行われている。

おすすめは早朝ファミレス 「はんだごてカフェ」も

自宅以外の居場所を作る
自宅以外の居場所を作る

   調査会社のアイシェアは2010年5月17日、「自宅でのライフスタイルに関する調査」の結果を発表した。回答者は、既婚・子あり・有職・年収300万円以上の条件を満たす東京・神奈川・埼玉・千葉在住の40~50代男性450人。

   それによると、平日に帰宅したとき、「ひとりになれる時間・場所がない」「見たいテレビ番組が見られない」「妻や子どもがうるさい」などの不満を持っている人は51.2%。このような不満のない人は47.8%だった。

   「リビングが妻子に占拠されている」「帰宅しても夕飯がない」という人もいた。一家の大黒柱にもかかわらず、自分の家に居場所がない「自宅難民」状態に置かれている人が少なくないらしい。

   こうなると、自分がしたいことをするには、自宅を出るしかなくなる。ネット上には、自宅以外の居場所について、どこがよいのか意見が交換されている。

   Q&AサイトのYahoo!知恵袋には、読書やパソコンをするとき、近所のファストフード店を使うという人がおり、回答者からも同調する声が挙がった。

   ある男性は、お客の少ない時間帯のファミリーレストランを勧める。朝は割安のモーニングメニューもある上に、店舗によっては新聞・雑誌読み放題。広々とした空間でリフレッシュできそうだ。

「ドリンクバーで時間つぶせるし、空いてる時間帯なら1人でも4人がけの席に案内してくれます」

   家でテレビが見られなければ、ケータイのワンセグを見ればいい。パソコンを持ち込んで、株やFX、ネットゲームやネットオークションの入札をしている人もいるようだ。

   電子工作が趣味の人には、うってつけの「カフェ」もある。5月9日に東京・秋葉原にオープンした「はんだごてカフェ」。飲み物は出ないが、約10人分の作業机があり、備え付けの工具やネット環境を無料で使うことができる。

   平日は午後6時から8時半、土日祝日は午後1時から6時の営業で、都内勤務なら会社帰りに立ち寄れる。電子工作が趣味の人にはたまらない空間だ。イベントや勉強会で貸し切りもできる。同じ趣味を持った自宅難民の仲間ができれば、「新しい居場所」は、あんがい自宅よりも居心地がいいかもしれない。

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