会社のパソコンで「アダルトサイト」閲覧の危険

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   仕事の合間に、会社のパソコンで仕事と関係のないウェブサイトを見てしまう――。昔はなかった「暇つぶし」である。ただ、ほんの軽い気持ちでやったことでも、思わぬ被害を広げることもあるので注意が必要だ。

全社にウイルス感染。損害賠償請求のリスクも

問題を隠していると被害が広がる
問題を隠していると被害が広がる

   トレンドマイクロが運営するサイト「インターネット・セキュリティ・ナレッジ」では、業務外の利用によってコンピューターウイルスに感染した事例を紹介している。

   職場のパソコンで日常的にアダルトサイトを見ていた社員が、動画ファイルをダウンロードしたところ、ウイルスに感染してしまったという。

   ウイルスは、社内ネットワーク上の他のパソコンへも感染。全社的に業務が停止し取引先に迷惑をかけたうえ、OSの再インストールを余儀なくされた。

   さらに、ウイルスがウェブサイトを改ざんし、閲覧者には「ウイルス警告」が表示されてしまったそうだ。

   ネット掲示板「大手小町」には、仕事中に私用でウェブサイトを見ているという女性から、「閲覧のログ(記録)は必ず取られているものなのか」「(会社に知られて)懲戒の対象になったらと思うと不安」という相談が投稿されている。

   不安なら見なければよいのだが、「面白すぎる(大手)小町がうらめしい」と、どうにもやめられない様子。回答者からは「ニュースを読むくらいならいいけど、投稿サイトはやめといた方がいい」と、いさめる意見があった。

   また、ある程度の規模の会社であればアクセス先を把握しているので、業務外の利用は「リストラの材料に利用されますよ」という助言もあなどれない。

「私の会社では、仕事中に何度もアダルトのサイトにアクセスしていた社員数名が解雇されたことがあります」

と、厳しい処分の例を挙げる人もいた。

   そもそも勤務時間中に、業務と関係ないサイトを見ているだけでも問題。減給や降格、停職などの懲戒処分を受けた公務員の例も多数ある。

   さらにウイルスに感染させてしまった場合には、仕事をサボった分の給与の返還に加えて、システム復旧にかかった費用の支払を求められることもあるという。暇つぶしの方法にも十分気をつけたほうがよさそうだ。

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