退社するのは「偉い順」 社長が決めたおかしなルール

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   売り上げの先行き不安に、資金の問題――。プレッシャーに追われる会社の社長は、時には「俺の好きにやって何が悪い!」と言いたくなることもある。しかし、それが行き過ぎると、おかしなことになってしまうだろう。ネット上には、そんな「社長のルール」を告発する社員の書き込みがある。

仕事より「おつかい」が優先

「どんな会社にもクセはある。慣れの問題」との声も
「どんな会社にもクセはある。慣れの問題」との声も

   A社には出勤早々、「朝の体育の時間」があるという。メタボ気味の社長が、嫌と言えない社員を巻き込んで、会社の周りを毎朝30分ランニングしているのだ。社長はひと汗かいてスッキリしているようだが、社員たちは「朝から疲れて働く気が起きません」と迷惑顔だ。

   B社では、昼食を社員全員が揃って食べることになっている。外出していても、その時間には必ず戻らなければならない。社長の「いただきます」で食べ始め、「ごちそうさま」と言うまで席を立てない。社長自らごはんを炊き、おかずやみそ汁まで作ってくれる日もあるが、ときには1時間半も座ったままということも。

   C社には「社長が寝ていても起こしてはいけない」というルールがある。携帯電話の電源を切ってイビキをかいて寝ているので、アポの時間がきても起こすことができない。「客先や従業員から苦情が絶えない」というのも当然だろう。

   D社では、退社する時間は「偉い順」という決まりがあり、

「社長→専務→部長→課長→係長→主任→ヒラ」

の順を厳守しなければならないのだとか。最後まで残るヒラ社員は「仕事もないのに何時間もボ~としている」こともあるそうだ。

   E社の向かいには社長のお母さんが住んでいて、呼び出しの電話が入ると社員は仕事を放り出して電球を替えたり、買い物などの運転手をしなければならない。オーナー会社では耳にしたことのある話だが、まだ残っているのだろうか。

社則に「釣り禁止」を定める会社も

   「教えて!goo」には、社長が決めたルールを知らずに入社し、頭を抱える人からの相談が掲載されている。Fさんが入社したてのころ、社内での雑談中に何気なく「実は僕、釣りが趣味なんですよ」と漏らした。すると周囲が一瞬凍りつき、先輩たちから、

「社内では絶対公言しない方がいいよ」

と忠告されたという。

   実はこの会社の社長、釣りが大嫌い。「釣りのような低俗な趣味を持つものにロクな人間はいない」と公言し、社則に「釣り禁止」を定める条文まで作っていることが分かったという。

   とはいえ「バレることはないだろう」と休日に釣行していると、ある日、会社の風紀係に見つかり、厳重注意を受けてしまった。何と会社は、休日に人気の釣りポイントを交代で見回る役まで作っていたのだ。

   それ以来、Fさんは会社に見つかるのが怖くて、釣りに足を運んでいない。しかし最近では、夢にまで見るほど釣りに行きたくて仕方がないという。

「現在の職場は人間関係もよく、親切な方ばかりで、仕事も楽しく、『釣り禁止』が理由で退職してしまうのも未練が残ります」

   もう会社を辞めることまで選択肢に上っているようだ。果たしてFさんは、生活のために釣りをやめるのか。社長の理不尽なルールで退職せざるをえないのだろうか。

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