在宅勤務は「サボリ」「孤立感」「運動不足」との戦い

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   オフィス用グループウェアを提供するサイボウズは、自社製品を活用した「在宅勤務制度」の試験導入を2010年8月2日より開始した。期間は10月末までの約3カ月間で、対象は全社員235人。ひと月あたり4日まで在宅勤務を行うことができる。

自宅で仕事「太ってしまった」

在宅勤務はバラ色ではない?
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   在宅勤務者は、サイボウズの「リモートサービス」を利用。通常は社内LANからしかアクセスできないグループウェア等へ、セキュリティを確保しながら社外のパソコンや携帯電話からアクセスできるようにする。

   会社は、このしくみによって「雇用機会の創出」「業務効率の向上」「ライフ(私生活)重視の支援」を目指しているという。確かに、オフィスへの出勤が難しい障がい者や育児・介護中の人の勤務が実現するし、往復の通勤時間も省くことができる。

   社長の青野慶久氏は、10年8月中に2週間の育児休暇を取得する予定。一部上場企業のトップが育休を取るのは異例だ。今回の取組みも仕事偏重の生活を修正し、私生活とバランスを取った勤務形態を推進するねらいがあるのは確かだろう。

   ネット上には、「無駄な時間が減る」「満員電車に乗らずに済むのは大きい」といった声のほか、「うるさい上司がいなくて仕事がはかどる」など在宅勤務の拡大を歓迎する意見がある。プログラミングやデザイン、設計などの仕事は特に在宅に向いているようだ。

   一方、自宅勤務の経験者からは、さまざまなデメリットの書き込みも見られる。

「職住一致だと、生活にメリハリがなくなるぞ」
「ひとりで仕事をしていると、孤立感、孤独感にさいなまれる」
「刺激がないからモチベーションやアイデアが枯渇してくる」

   周囲に人がいないので、テレビを見たりネットサーフィンに没頭したりして、ついサボりがちになってしまうという人も。「仕事ができる人はよりできるように、できない人はよりできなくなる」という指摘にもうなずける。

   また、自宅勤務に変えてから「太ってしまった」という人もいた。「ただ通勤するだけでも大事な運動だったようです」。自宅勤務で成果を上げ続けるには、ネット環境だけでなく高い自己管理能力も必要なようだ。

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