2018年 7月 22日 (日)

「中国人従業員より仕事が遅い」と叱責する社長

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   グローバル化が進み、株主や経営者だけでなく、上司や同僚までもが外国人になる日も遠くない気がします。Q&Aサイトの「教えて!goo」には、仕事ぶりを中国人と比べられ社長に叱責された人からの相談が寄せられています。

仕事のスピード尋ねたら「草むしり担当」に

中国ではどんなスピードで仕事をしているのか
中国ではどんなスピードで仕事をしているのか

   質問者のtigoraさんは、小さなメーカーで企画を担当する若手社員。社長からは「速く仕事するように」と口酸っぱく言われています。まわりの先輩たちを目標にして、なんとか同じスピードでできるようになったつもりですが、社長の叱咤は変わりません。

   ついには、「現場で働いている中国の子はもっと速くできる!」と比べられてしまいました。日本の状況しか知らない質問者さんは、参考にと思い、「中国の方は、どれくらいのスピードで仕事をしているのですか?」と尋ねました。

   すると社長は顔をこわばらせて、

「そんなことを言う奴だと思わなかった。お前が今言ったことは自殺行為だ。こういうので駄目になった人間を何人も見ている」

などと言われ、その後の態度が一変してしまったのだそうです。扱いもぞんざいになり、仕事も掃除や草むしりなどの雑用しかやらせてもらえなくなりました。話しかけても聞く耳を持ってもらえません。

   質問者さんは、なぜ社長がそんな態度をとるのか、考えても考えても分かりません。すっかり焦燥してしまいました。「私は何がいけなかったのでしょうか?」

   この相談には、社長への質問がまずかったと指摘する人がいました。

「常識的には、大変失礼な質問です。皮肉と受け止められますから」(aokiiさん)
「それってつまり、自分の能力や体力限界の最大限の速さを提供する気がないってことですよね。・・・努力を惜しむ若者に失望したんじゃないでしょうか」(tromlさん)

単に「もっと速くできるはず」という意味だった?

   努力を惜しんで質問したのではないとは思いますが、なぜ質問が「皮肉」や「自殺行為」と受け止められるのでしょうか。dai-ymさんはそのわけについて、中国の子はもっと速いというのは事実ではなかったからでは、と疑っています。

「本当にそんなスピードでやっていれば、中国の責任者を日本に呼んだり、日本の社員を中国に研修に行かせたりしますから」

   確かに、単に「もっと速く頑張れ」という意味で言ったとすれば、「具体的には?」という質問は反論っぽく聞こえるかもしれません。wakowellさんは、

「純粋まっすぐな質問が、社長さんには『自分の仕事が遅いのを棚にあげて口ごたえした』と受け取られたのかもしれませんね」

と同情しています。

   とはいえ、いつまでも草むしりを続けているわけにはいきません。Tromlさんは、「お給料をもらっている立場で怒りを買ってしまったら、何が悪かったかを考えても意味はない」と、社長の怒りを鎮めることに専念すべきとアドバイスしています。

「この前は失礼なことを言って申し訳ありませんでした、心を入れ替えて頑張ります、みたいなことを言ってみるとか、雑用仕事を文句ないほど早く完璧にこなしてみるとか、社長に気に入ってもらえるような企画を出してみるとか、そういうことなんじゃないですか?」

   一方、z1494zさんは、「単に社長があなたを辞めさせたいだけでしょう」と冷ややか。「これが世の中の現実の一つ。掃除と草むしりをすれば給料もらえますから頑張って下さい。その間に次の仕事探したほうがいいかも」と言っています。さて、皆さんならどうアドバイスしますか?

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