2018年 9月 23日 (日)

「責任がないって素晴らしい」 工場勤務の魅力語る人たち

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   ネット掲示板の2ちゃんねるに「工場勤務の魅力」というスレッドが立ち、実際に働く人たちが語り合っている。苦労の多い仕事ではあるが、他の職についている人からは「うらやましい」「今の仕事よりよさそう」という声も聞かれる。

「定時で帰れる」「結婚相手に困らない」

組合が強いと有給休暇も完全消化
組合が強いと有給休暇も完全消化

   元SEのある人は、愛知県で期間工を経験。「時間で働くのって、こんなに楽なのかと思った」と振り返っている。

「(工場勤務の基本は)言われたことを、言われたとおりにやるだけ。責任がないって素晴らしい」

   当然、工場勤務にも責任はあるが、SE職と比べると種類が違うのだろう。プログラムの現場では納期や料金は変わらないのに、仕様はコロコロ変わることもある。その対応は、担当者が臨機応変に考えなければならない。働く時間も不規則だ。

   また、ある人が製造業に転職して驚いたのは、カジュアルな服装で通勤する人が多いこと。自分専用のロッカーを持ち、出勤後に制服や白衣、つなぎなどに着替えればよい。マイカーや自転車で通勤する人も少なくない。スーツを着込んで満員電車に揺られるのと比べると、負担がだいぶ軽そうだ。

   工場勤務のよさとして「給料が人並みに貰える」「定時で即帰宅出来る」「福利厚生がしっかりしている」「食堂のメニューが安い」の4つを挙げる人も。彼氏のいない女性事務員も多く「結婚相手にも困らない」そうだが、一番の魅力は、

「まぁ、自分が関係してできたモノが製品として世の中に出て、それを楽しそうに使っている人たちの笑顔を見れることだな」

とすがすがしく語っている。ものづくりは、自分の仕事が世の中の役に立っていることを特に実感しやすい仕事といえるかもしれない。

「レイオフやケガも」リスクは低くない

   スレッド上には、ものづくりは「人間関係をあまり気にしなくてもいいところが魅力なんじゃね?」という人もいたが、これに対して工場勤務をする人たちからは、

「長くやろうとしたら、何だかんだで人間関係が一番大切だよ」
「コミュ(ニケーション)力がなければ工場は無理。常にチームで動くのに」

と反論があった。また「単純作業には耐えられない」という声に対しては、

「社員だと色々やることがあって単純作業じゃなくなる」
「天井クレーンで玉掛けして金型とか運んでる人もいれば、機械オペレータもいれば、溶接とか研磨で治具とか棚とか作ってる人もいる」

と、いろいろな仕事があることを指摘する人たちも。これらを読む限り、工場勤務はとても楽しそうに思えるが、ブログ「働くモノニュース」には、経験者たちから「とても同意できない」というコメントも多く寄せられている。

「いきなりレイオフとかあるからな」
「下手すると指なくなるぞ、何で危険性を誰も書いてないんだ?」
「単なる作業員は外国人or機械に取って代わられるから、今のうちに頭使う職業に転向することを勧める」

   また、快適な環境で働くには、それなりの能力も必要のようだ。「製薬の工場に入るのは結構大変。ほとんどが国立大卒か、上位私立の院修了だよ」

   どのような仕事にも光と影があり、向き不向きもある。誰にでもできる仕事ばかりでもない。思い切って転職しても、必ず魅力を見出せるとは限らないようだ。

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