2019年 11月 16日 (土)

「お前、やる気あるのか?」 転職しようか迷ってます

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   将来のキャリアプランにつながる仕事でなくても、「とりあえず我慢して続ける意味がある」とする新人が過去最高という調査がありました。就職氷河期が背景にあるのでしょう。一方で、「このままこの会社にいてよいのか」と思い悩む人もいるようです。

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これが本当に自分の適職なのか不安

――インターネットの広告代理店に入社して、1年半とちょっとの男です。先日上司から「お前、やる気あるのか?」と怒鳴られてしまいました。
   仕事でミスしたわけではないのですが、指示されて作った提案書の出来がよくなかったことを、やる気と結びつけられて叱責されたのです。
   正直言うと、最近仕事に身が入らなくなっているのは事実です。入社しばらくは、憧れていた会社に入れたことで、毎日が新鮮でした。日々慌しく、とにかく与えられた仕事をこなすだけで精一杯でした。
   しかし半年ほど経って慣れてくると、このままで大丈夫かという気持ちが湧いてきました。自分が抱いてきた華やかなイメージとはかけ離れた、地味な仕事がほとんど。不況で以前より仕事も減っているようです。
   入社前にやりたいとイメージしていたこともありましたが、クライアントとの関係で、企画に大きな制約を受けていることも見えてきました。
   もちろん私はまだ新人同然で、雑用に毛が生えた程度のことしかしていません。しかし、先輩たちの仕事を見ていても、やっていることが大体分かってきましたし、そんなに大掛かりなことをしているようにも思えません。

「数年後の自分は、あんな感じの仕事をしているのか・・・」
   そう思うと、とても憂鬱な気持ちになります。今の仕事を続けていて、自分のキャリアはどうなるのか、これが自分の適職なのか。石の上にも3年といいますが、このまま悶々と働き続けるよりは、早めに転職した方がよいのではないかと思っています――

尾崎 健一(おざき・けんいち)
臨床心理士、シニア産業カウンセラー。コンピュータ会社勤務後、早稲田大学大学院で臨床心理学を学ぶ。クリニックの心理相談室、外資系企業の人事部、EAP(従業員支援プログラム)会社勤務を経て2007年に独立。株式会社ライフワーク・ストレスアカデミーを設立し、メンタルヘルスの仕組みづくりや人事労務問題のコンサルティングを行っている。単著に『職場でうつの人と上手に接するヒント』(TAC出版)、共著に『黒い社労士と白い心理士が教える 問題社員50の対処術』がある。

野崎 大輔(のざき・だいすけ)

特定社会保険労務士、Hunt&Company社会保険労務士事務所代表。フリーター、上場企業の人事部勤務などを経て、2008年8月独立。企業の人事部を対象に「自分の頭で考え、モチベーションを高め、行動する」自律型人材の育成を支援し、社員が自発的に行動する組織作りに注力している。一方で労使トラブルの解決も行っている。単著に『できコツ 凡人ができるヤツと思い込まれる50の行動戦略』(講談社)、共著に『黒い社労士と白い心理士が教える 問題社員50の対処術』がある。
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