2019年 11月 16日 (土)

大ショック! 給与明細の金額がマイナスでした

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   病気やケガ、出産や育児などで会社を休まざるを得ないときが、誰にでもある。やむをえない理由で一時的に休んでいるときも、会社との雇用関係は続いているし、日々の生活の糧も必要だ。出産を控えて休業中のある女性は、会社から届いた給与明細の金額が「マイナス」だったことに大きなショックを受けている。

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「一番トク」と助言に従ったはずなのに

――製造業の事務職です。出産を控え、先月から産前休業を取っているところです。以前から子どもが欲しかったので、主人ともども喜んでいます。
   不景気の影響で主人の給与やボーナスが減り、家計がとても苦しいこともあって、休業後はいまの仕事に復帰する希望を上司に出して、快諾してもらいました。
   休業に当たっては「一番トクになるように」と、会社の人事に相談しました。休み中も給与が急に減らないように、最初は有給休暇を全部消化しようと思っていたのですが、担当者から止められました。

「そうすると、せっかくの出産手当金がもらえませんし、復帰したときに有休が残っていないと困ることがありますよ」
   そこで助言に従い、有休は半分だけ消化して、残りは産前休暇を申請することにしました。
   ところが、先日会社から送られてきた給与明細票を見て、頭上から冷水をかけられたようなショックを受けました。
   なんと、差引支給額の欄がマイナスになっているのです。
   休みの前には人事の担当者から、「社会保険料は免除されますから」と言われたはずですが、明細を見ると、しっかり引かれています。
   さらに住民税や社宅利用料などもゴッソリ天引きされているので、マイナスの額はめまいがするほどです。普段から、こんなに引かれていたとは思いませんでした。
   これでは約束が違います。人事は、会社が得をするように仕向けたのではないのでしょうか。もうすぐ出産予定日なのですが、不安になってきました。こんな人事の言うとおりに任せておいて、これからも大丈夫なのでしょうか――

尾崎 健一(おざき・けんいち)
臨床心理士、シニア産業カウンセラー。コンピュータ会社勤務後、早稲田大学大学院で臨床心理学を学ぶ。クリニックの心理相談室、外資系企業の人事部、EAP(従業員支援プログラム)会社勤務を経て2007年に独立。株式会社ライフワーク・ストレスアカデミーを設立し、メンタルヘルスの仕組みづくりや人事労務問題のコンサルティングを行っている。単著に『職場でうつの人と上手に接するヒント』(TAC出版)、共著に『黒い社労士と白い心理士が教える 問題社員50の対処術』がある。

野崎 大輔(のざき・だいすけ)

特定社会保険労務士、Hunt&Company社会保険労務士事務所代表。フリーター、上場企業の人事部勤務などを経て、2008年8月独立。企業の人事部を対象に「自分の頭で考え、モチベーションを高め、行動する」自律型人材の育成を支援し、社員が自発的に行動する組織作りに注力している。一方で労使トラブルの解決も行っている。単著に『できコツ 凡人ができるヤツと思い込まれる50の行動戦略』(講談社)、共著に『黒い社労士と白い心理士が教える 問題社員50の対処術』がある。
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