「顔採用は存在する」 テレビ番組の実験結果に賛否両論

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   就職活動において「顔採用」は存在するのか? そんな疑問を検証する実験をテレビ番組が行ったところ、やはり美人やイケメンは有利だという結果が出て、ネット上で話題となっている。

   この番組は、2011年2月19日放送の情報番組「所さんの目がテン!」(日本テレビ系)。人材派遣会社の男性採用担当者3人に、実験の趣旨を伝えずに現役女性モデルと一般の女子大生を2人ずつ、計4人を面接させた。

もし本当なら「整形」増える?

服装や髪型、メガネの有無でも印象が変わる
服装や髪型、メガネの有無でも印象が変わる

   その結果、担当者の全員がモデル2人を合格者に選んだ。同様の実験を、女性を含む担当者で行ってもほぼ同じ結果となり、男性モデルと男子学生で行った場合でも、すべての票がモデルに入った。

   この結果について大阪大学の大坊郁夫教授は、番組内のVTRで、

「日本の場合はもちろん能力も大事だが、この人と一緒に仕事ができるのか、仲間としてうまくやっていけるのかという関係を大事にする」

として、見た目の印象が採用に影響を与える可能性があるとコメントしている。

   ただ、番組内では実際に仕事をさせて比較しておらず、モデルの方が「ルックスがよくて仕事もできる」人であった可能性は否定できない。

   なお、モデルにはわざと「現鳩山首相」などの言い間違いや、辻褄の合わないことを言わせて、知識や教養が足りないフリさせていたが、その影響はなかったようだ。この結果に、ネット上では「やっぱりそうか」という声も多い。

「当たり前のこと」「これは否定できない」
「不細工なら、努力で学歴なりを身につけないと駄目ってこった」
「そろそろ日本の首相も容姿で選ぼうぜ」

   整形手術を公言する韓国芸能人が日本で人気を集めていることを踏まえ、「韓国を見習って日本も整形強国(笑)になるべきだな」という声もあった。実際にアメリカのエグゼクティブにも、整形手術をする人がいるという指摘もある。

「ブサイクでも自信満々のいい顔がある」

   一方、見かけだけに惑わされるのは、会社にとってもよくないはずという反論もある。

「営業はともかく、内勤で顔採用は結局会社が損するだろ」
「容姿だけで結婚した男が、幸せかどうかだ」

   容姿以外の能力を見破る必要性を前提に、「あの番組の笑いどころは、人事担当には面接能力がないという事をあからさまにしたこと」と揶揄する声も。

   面接をした会社が人材派遣業であった点を割り引いて考えるべき、という指摘もある。

「自分の会社で使うわけじゃなく、お客さんに差し出す商品だからね」
「事務職だったら、首相の名前間違ってもどうってことないでしょう」

   番組では、最終的に「いつも笑顔を心がける」と結論づけ、MCの所ジョージも「明るくはつらつ」ということを強調していた。

   ネット上には、「ブサイクでも自信満々のいい顔と、整ってても悪い顔ってあるよね」という声もあったが、同感する人は多いのではないか。

採用担当者として、面接で能力や適性を見極められそうですか?
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