2019年 12月 16日 (月)

被災地勤務から異動したくない 「復興のため働く」

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   Q&AサイトのOKWaveに、こんな質問が掲載されていました。東北地方の営業所に勤めるasyugaasyugaさんは、このたびの東日本大震災で被災したものの、幸いケガはなく、家族もみんな無事でした。

   そんな中、営業所の仕事が減ると判断した会社は、質問者さんに関東または関西方面への転勤を打診してきました。これが腹立たしく、悲しく思われてなりません。

会社の打診が腹立たしく、悲しい

被災地にとどまるか、別の地で仕事をするか
被災地にとどまるか、別の地で仕事をするか

   多くの知人が亡くなり、親しい友人もいまだに安否不明。生活の不自由はありますが、「ここで復興するんだ!」という意気込みで頑張っている最中のことなので、驚きがあったのでしょう。

   震災のショックで頭痛や吐き気などが続いており、もしも会社にそのことを伝えたら「働けないなら辞めてくれ」と言われるのでは、という疑いもあって、正式な異動が出ることに不安を感じています。

   いまは、この被災地で復興のために働きたい。しかし会社はビジネスだから、そんなことも言っていられないのか。「こんな考えの私は甘えているのでしょうか」。

   zingaroさんは、この不安に「甘くはない」と理解を示しつつ、会社の判断は現実的だと指摘します。

「解雇ではなく異動というのは、少なくとも『まともな会社』でしょう」

   被災地にとどまり失業者となる危険を冒すのか、他の場所で働き支援金を送るのかは、自分の選択次第としつつ、「世の中には『Warm Heart, Cool brain』(温かい心、冷静な頭脳)という言い回しもあります」と冷静な判断を促しています。

   debumoriさんは、自ら阪神淡路大震災で被災したそうです。

「私の勤めていた会社も、やはり家族が全員無事な人がまず異動になりました。私もいったん異動になりました。しかし3~6か月後、ほとんどの人が元の部署に戻ってきました」

   東北を離れることが、東北を見放すことになるわけではない。従業員とその家族の人生を背負う経営者を責めるのは気の毒であり、「動ける状態にある人が、あえて動く」のも勇気ある決断だ、とアドバイスしています。

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