「土下座しても許してくれない人」が許せない

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   Q&AサイトのOKWaveに、こんな質問が掲載されていました。質問者のmaruhaseさんは、雑居ビルに事務所を置く会社に業務委託として通っていました。

   その会社がビルに借りているトイレの個室は1つしかなく、使用中にどうしても我慢できないときは、いけないことと知りつつ、何度かこっそり他の階のトイレを使わせてもらっていました。

トイレを借りたら「不法侵入」か

   ある日、他のトイレを使っていたときのこと。運悪くそのフロアの会社の人に見咎められ、きつく注意をされてしまいました。その場で土下座を二度して謝りましたが、許してもらえません。

   結局、業務委託に入っている会社に、連絡を入れられてしまいました。「現在はそのビルで仕事はしていません」といいますから、それが原因で契約を解除されてしまったのかもしれません。

   トイレを借りた自分が悪いと思いつつ、その場で許してもらえなかったことが腑に落ちません。そんなに高圧的に出られるような、いけないことだったのか。「私はそこまで悪いことをしたのでしょうか?」

   これには注意をした人に代わって、何が悪かったのか説明する人がいました。

「他のフロアに無断で入ってきた人が泥棒や企業スパイだったという可能性がありますから、その会社の対応は当然でしょう」(kinkinnさん)
「不法侵入は違法ですので、土下座して済む事になるのかな…。アナタの家に隣人が勝手に家に入ってきて、勝手にトイレを使っていたら許せますか?」(globefさん)

   ただし、雑居ビルのトイレは「専有部分」ではなく、「共有部分」であることが多いもの。そのフロアの会社が使うのが原則だとしても、他の人が使ったからといって「不法侵入」になるケースは多くないと指摘する人もいます。

契約解除の原因と見るのは「逆恨み」

   許すか許さないかは、相手次第であると突き放す人もいました。

「土下座は自分の謝罪の気持ちを表すものです。しかし、その謝罪の気持ちを受け入れてくれるかは別問題です」(dai-ymさん)

   もし、すべてが相手次第なのであれば、過失で人をケガさせたら「お前も同じケガして詫びろ」ということがまかり通ってしまいます。トイレの一時借用くらい、詫びて済ますべきでしょう。

   一方で、土下座という行為は、自分で思うほど重い行為と評価されるとは限らない、と指摘する人もいます。haichicchiさんは、

「不祥事を起こした会社が記者会見で土下座するのは、世論の批判を抑えるっていう意味はありますが、それで賠償額などが減るってことはないですよね」

といいます。なるほど、最近土下座をする人が相次いでいますが、法的な責任とは関係ないのですね。

   結局、不法侵入に問われなくても、ビル内のルールを破ったことを会社に連絡されても仕方がなかったということでしょう。契約を解除されたのは別問題であり、「あいつが通報したせいで」というのは逆恨み、ということになりそうです。

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