誤送信FAXを破棄して大問題! 誰がいちばん悪いのか

印刷

   Q&AサイトのOKWaveに、こんな相談が載っていました。質問者のsousousouさんは、会社で出荷業務を担当している30歳の女性。得意先からの出荷依頼をファクシミリで受け取り、商品の出荷手配をしています。

   ある日、得意先のA社から「別の会社宛の出荷依頼が間違って送られていないか?」と電話がありました。調べてみると、最近途中入社してきた40代女性のBさんが、前日に誤送信されてきたファクスをゴミ箱に捨てていたことが分かりました。

「先輩の教え方が悪い」という非難も

   A社からの問い合わせを受けたBさん。率直に「間違って届いていたので、破棄しました」と答えたのですが、それが逆鱗に触れたようです。

   依頼ミスを取り戻すために、ひと騒動あったのでしょう。結局、得意先の怒りを鎮めるために「緊急出荷対応」にかかった料金の半分を、質問者さんの会社が負担することになりました。

   しかし、「間違いファクスが届いたら、送り主に教えてあげるのが当然」と考えていた質問者さんは、「悪いのは誤送信したA社でしょ?」と開き直るBさんを前に頭を抱えています。

「スタッフを指導する立場として、これからどうやっていけばよいのでしょうか。当たり前だと思っていたことができない人なのかも、って思うと怖いです」

   これには、Bさんを擁護する人が現れました。

「私の会社でも得意先から間違いのFAXがあれば、電話して教えてあげていますが、あくまでも親切として。連絡しなくとも問題ありません」(tarankoさん)
「新人さんは、捨てないで報告するなんて『狭い常識』は知らないし、世間一般に通じる『広い常識』では捨てても問題ないので、何も悪くないです」(chie65535さん)

   そればかりか、質問者さんに対して「相手が分からないのは、教え方が悪いから」「指導する人間として相応しくない」と非難する人まで出ています。

あらためて「常識って難しい」

   質問者さんは反省しつつも、やはり問題はあったはずと反論します。

「私は何社か(別の会社で働いた)経験がありますが、明らかにお客様の間違いであろう注文の時は確認をとっていましたし、先輩にも聞いていました。私の言っている暗黙の了解というのは、『会社の書類を勝手に判断して捨ててはいけない』ということです」

   確かに仕事のプロセスを考えると、前工程の得意先とは、ほとんど一体の関係にあります。同じ社内であれば、おかしな依頼には「本当に大丈夫?」と確認するはず。別会社なら放置していいという言い分は通らないでしょう。

   とはいえ、特急料金の半分を負担する必要があったのか、首を傾げたくなる部分はありますし、新人さんに「当たり前」「常識」「暗黙の了解」を求めるのにも限界はあります。

   結局、何かイレギュラーなことがあったら自分で判断せずに、報告をして欲しいと指導しましたが、あらためて「常識って難しい」と思ったそうです。

   以前、「会社のトイレットペーパーの減りが早い」と思ったら、あるパートタイマーが自宅に持って帰っていたことがあるのだとか。その人の言い分は「会社のものは自由に使っていいと思っていたから」。私物化を悪いこととは思っていませんでした。

   「会社のものは個人のものではないという常識も、教えないと分からない人がいるようです。本当に難しいです」と、質問者さんは嘆いています。

間違いFAX、誰が一番悪い?
A社
Bさん
質問者さん
みんな同じくらい
  • コメント・口コミ
  • Facebook
  • twitter
コメント・口コミを投稿する
コメント・口コミを入力
ハンドルネーム
コメント・口コミ
   

※誹謗中傷や差別的発言、不愉快にさせるようなコメント・口コミは掲載しない場合があります。
コメント・口コミの掲載基準については、コメント・口コミに関する諸注意をご一読ください。

注目情報PR
追悼

お知らせ

電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中