2020年 2月 17日 (月)

ダメな「就職適性検査本」を買わないための見分け方

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   前回に続き、「就職適性検査本」について検証します。今回は、ダメな本を買わないための見分け方ですが、その前に適性検査とほぼ同義で使われている「SPI」について説明します。

   SPIとは、Synthetic Personality Inventory(総合的な性格評価)の略称です。1974年にリクルートが開発し、改良を続けながら進化しており、90年代以降の就活でポピュラーとなりました。それ以前に学生だった社会人の方は、「学力筆記試験の進化形」と「職業適性を調べるクレぺリン検査」が融合したものとお考えください。

SPI改訂の内容が反映されているか

ちゃんとしてない就活対策本を追放しよう
ちゃんとしてない就活対策本を追放しよう

   企業がSPIを採用する目的は、面接などでは見られない性格・基礎学力を診断するためです。多くの企業では、自前で筆記試験の問題を用意できません。といって何もしないと、基礎学力や性格などが分からないままということになりかねません。

   それなら、統一試験であるSPIを、となったのです。現在では「大学入試でいうところのセンター試験のようなもの」と評する専門家もいます。確かにある程度の点数が取れていないと、問答無用で足切りする企業も相当数あると言われるほど。

   一方、問題点としては、対策をすればある程度点数が取れてしまうことです。対策でどうにかなるものが就活を左右していいのか、という批判が根強くありますが、代案はないため、結局は頼らざるを得ないのが現状です。

   そんな適性検査の対策本に、相当な手抜きがあるという話は、前回させていただきました。それでは、どういう視点でよい本を見分ければよいのか。事情通に聞いたところ、まずは本の中にあるキーワードが手がかりになるそうです。

「SPIは、2002年から改良版であるSPI2に移行しています。したがって、『SPI2』という言葉が入っていない本は、内容的に古く、企業の最新の検査に対応しきれていないおそれがあります」
石渡嶺司(いしわたり・れいじ)
ライター、大学ジャーナリスト。札幌市出身。大学卒業後、派遣社員、無職、編集プロダクション勤務を経て独立。全国400校あまりの大学を取材し、教育や学生の就職活動に関する問題をテーマに執筆や講演活動をしている。著書に「就活のしきたり」(PHP新書)、「最高学府はバカだらけ」(光文社新書)、「転職は1億円損をする」(角川oneテーマ21)など 。共著に「就活のバカヤロー」「時間と学費をムダにしない大学選び2012」。「ライター石渡嶺司のブログ
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