2020年 1月 29日 (水)

「給料には不満だが管理職はイヤ」 バブル世代どうする

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   日本マンパワーが40代のいわゆる「バブル世代」男女208人を対象に調査したところ、仕事をする上で「給与や賞与が上がらないことが不満」と答えた人は66.3%いたという。

   その一方で、「仕事で組織に貢献したい」と答えた人は18.7%、「管理職など組織ならではの仕事に挑戦したい」と答えた人は18.3%にとどまっている。収入は不満だが、困難な職務に挑戦する気概が強いわけでもない一面が反映された結果とも読める。

「入社当時はボーナスが半年分出た」

気楽な一般社員という立場をいつまで会社は認めてくれるのか
気楽な一般社員という立場をいつまで会社は認めてくれるのか

   都内中堅商社の人事部門に勤める40代男性は、同世代の社員に調査結果のような傾向があることを認め、その原因を「日本企業の過渡期に当たったため」と見る。

「私たちが入社したバブル期には、一般職の女性社員もいっぱい入ったし、管理職のポストもたくさんあった。2年目から昇給したし、ボーナスは6か月分出た。上司の羽振りもよくて、たくさんおごってもらった。何年後かには自分たちもあのくらいもらえるといいな、と密かに期待していましたね」

   しかし、入社数年後にはバブル崩壊の影響が現場にもあらわれはじめ、有名企業が倒産するとともに、社内の状況も変わっていった。

「まず若い女性社員が、中堅やベテランの派遣スタッフに代わりましたが、仕事はそんなに困りませんでした。うちの会社のやり方にすぐ慣れるだけでなく、他社のいい手法を取り入れる人もいて、『結局あんなに女の子採らなくてもよかったんだ』ということが分かって驚きました」

   おじさん用の管理職ポストも徐々に減り、リーマンショックとともに中間管理職が一掃された。業績評価も厳しくなり、管理職になってもさほど収入が上がらなくなってしまった。

「でも、本当は当然だと思ってるんですよ。当時、ナントカ部長とかいっても、自分で何か決断するわけでもなく、机に溜まった書類にハンコ押したり、会議に出て居眠りしてるだけでしたから。要するに、働きの割りにもらいすぎてたんですよ」
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