派遣プログラマーの将来が見えない 「もうこの働き方に疲れました…」

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   Q&AサイトのOKWaveに、こんな相談が載っていました。質問者のmasa80_2007さんは、32歳の独身男性。従業員70人ほどのIT企業に勤め、一次請け・二次請けの会社にSEやプログラマーとして派遣されています。

   派遣されるのは、決まってプロジェクトが忙しく山場を迎えているとき。深夜残業、休日出勤を重ねて、なんとか山場を乗り切ったと思ったら契約解除です。次の派遣先の面接、常駐という繰り返しが、数か月から1年程度のサイクルで続きます。

派遣先が変わるたび仕事も人間関係もやり直し

「世の中、みんなこのような環境で働いているのか」
「世の中、みんなこのような環境で働いているのか」

   この仕事を始めて8年ですが、会社によって仕事の進め方や設計書の書き方、企業風土、業務内容も異なるので、派遣先が変わるたびに覚え直さなければなりません。スキルを蓄積して身につける事ができにくい状況です。

   人間関係も新たに構築しなおす必要があります。ハードな残業が続いて体調を崩したこともあり、いままで幾度となく辞めようと思うことがありましたが、周囲に心配をかけなくない気持ちもあって、この仕事を続けてきました。

   しかし、「石の上にも三年」という言葉を胸に、耐えて乗り切れば新たな道が見えてくると信じてやってきたものの、耐えても何も見えてこない。

   いまとなっては「正直、もっと早くこの業界から足を洗っておくべきだった」と後悔の気持ちもありますが、時間は元に戻りません。質問者さんは「気がおかしくなりそう」といいつつ、アドバイスを求めて呼びかけています。

「世の中、みんなこのような環境で働いているのでしょうか。私には乗り切っていけそうにありません。お叱りの言葉でもいいので一言いただければ幸いです」

   同僚たちに相談できればいいのですが、よく話をしていた同年代の仲間たちはすでに辞めてしまい、今では誰も残っていません。気がつけば「入社して3年以内ぐらいの人が8割を占めるような会社」になっていました。

仕事の本質は同じ「経験を高評価する企業はある」

   この相談には、14件もの回答がありました。Brian12さんは、派遣先を点々とすることについて、別の見方をしています。

「企業によっての違いはありますが、同じ事もあります。それは本質です。…本質が分かれば覚えることは少しです」

   つまり、質問者さんの経験によって、身に付いている「本質」があるかもしれない、ということです。mayah1さんも、これまでの経験がどこかで活かされるはずと励ましています。

「様々なプロジェクトを経験されて、それぞれの派遣先の慣習、いろいろな業界の業務知識に対応して経験を積んで来ておられることを高評価してくれる企業は結構あると思います」

   isoworldさんは、かつての仲間たちに連絡を取って「辞めたその後が幸せだったか失敗だったか、ホンネを聞き出してみてください」とアドバイスしました。質問者さんと同年代というlampard8さんは、

「仕事をやめたい=甘い、ではないので、自分を責めないように。…自分が選択し歩んできた仕事の人生を、自分自身で否定することは絶対にしてはならない」

と慰めています。他にも多くのコメントが寄せられているので、同じような悩みを持っている人がいれば、のぞいてみてもいいのではないでしょうか。

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