2020年 2月 21日 (金)

現地採用も駐在員もいる「JKT48」に、日本企業の未来を見る

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   先日、「海外アジア就職・視察ツアー」の添乗員として、インドネシアの首都ジャカルタに行ってきました。ジャカルタへは今年に入って3回目なのですが、今回はAKB48の姉妹グループ、JKT48のコンサートに初めて行ってみました。

   現在メンバーは24人。インドネシア人の「ローカルスタッフ」に加え、「現地採用」の日本人が1人。今後はそこに2人の「日本人駐在員」(AKBから移籍する高城亜樹さんと仲川遥香さん)が加わる予定です。

   9月にできた専用劇場「JKT48シアター」は、ジャカルタの中心地サリナにある最新鋭のショッピングモールの4階。ここで週5回の公演が行われます。

見事に現地化されていた「ヘビーローテーション」

JKT48のポスター。ピカピカのショッピングモールの中にある専用劇場「JKT48シアター」で
JKT48のポスター。ピカピカのショッピングモールの中にある専用劇場「JKT48シアター」で

   会場に入ると、220人の観客が立ち見も含めてぎっしり。ほとんどが10代・20代の男性インドネシア人です。ダンスは本家より劣りますが、そんなことはお構いなし。YouTubeで予習してきたのか、客席からは息の合った声援が飛び、サイリウムが舞い踊ります。

   コール・アンド・レスポンスで客席との距離を縮め、公演終了後のお見送りではメンバー全員とハイタッチ。ジャカルタでも「会いに行けるアイドル」というコンセプトを徹底し、日本流のやり方が忠実に輸出されているといえます。

   一方で、現地化の工夫も忘れていません。チケットは平日5万ルピア(400円)、休日10万ルピア(800円)と現地向けの価格帯。パソコンを持っていない人も多く、インドネシア語の携帯メールで予約が取れるようになっています。

   驚いたのは、JKT版「ヘビーローテーション」のプロモーションビデオ。インドネシア料理店のテレビでたまたま目にしたのですが、ビデオのストーリーはまさに「ジャカルタあるあるネタ」。入学式に行く途中でバスが渋滞に巻き込まれ、途中でバイクタクシーに乗り換えて何とか間に合うというものでした。

   歌はAKBの曲を全てインドネシア語化しており、MCにかなりの時間を使って会場のファンに(言葉は当然インドネシア語で)話しかけていました。

森山たつを
海外就職研究家。米系IT企業に7年、日系大手製造業に2年勤務後、ビジネスクラスで1年間世界一周の旅に出る。帰国して日系IT企業で2年勤務後、アジア7か国で就職活動をした経験から「アジア海外就職」を多くの人と伝えている。著書に「アジア転職読本」(翔泳社)「はじめてのアジア海外就職」(さんこう社)がある。また、電子書籍「ビジネスクラスのバックパッカー もりぞお世界一周紀行」を連続刊行中。ツイッター @mota2008Google+、ブログ「もりぞお海外研究所
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