2020年 9月 26日 (土)

「4Kテレビ」はあなどれない? ネットの高精細動画に感嘆の声

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   日本の大手総合家電メーカーが苦境に立たされている。原因のひとつと指摘されているのが「行きすぎた機能主義」だ。顧客が求めているのはスペックではなく体験であり、技術志向だけではそれに対応できないと言われる。

   それでも日本メーカーは、相変わらず技術志向を続けているように見える。期待された「3Dテレビ」の売上は伸びずじまい。起死回生の一手と言われる高精細の「4Kテレビ」の登場が報じられても、「また高機能か、懲りないな」と呆れた人も多いのではないか。

立ちのぼる炎の美しさに「完全な映像を拝んでみたい」

シルク布のような炎の映像を視聴者が絶賛
シルク布のような炎の映像を視聴者が絶賛
「映像が4倍美しいと言われても、イメージが湧かない」
「そもそも、今以上に映像の美しさは求めていない」

   そんな人でも、4Kテレビに対応する映像を実際に見れば、少しは考えが変わるかもしれない。動画共有サイトVimeoでは、いま架空の火災現場を4Kテレビ用カメラで収めた映像が話題を集めているからだ。

   4Kテレビは、表示パネルの水平画素が約4000ある高精細テレビのこと。現在主流のフルハイビジョンの水平画素(約2000)の2倍あるので、画面全体の画素数は4倍に増えることになる。これが「映像が4倍美しい」と言われるゆえんだ。

   Vimeoに掲載された動画は、米国Vision Research社の「Phantom Flex 4K」で撮影したもの。この会社はプロユースの撮影機材を製造販売しており、カメラは4Kテレビ用のプロトタイプとして開発、発表されたものである。

   映像では、ホースから放たれる水の粒や、シルク布のように立ちのぼる炎の輪郭、防煙マスクを外した消防士の髪一本の動きなどが、鮮やかに映し出される。私たちがこれまで見てきた映像と、クオリティが異なることが直感的に分かるだろう。

「信じられない映像の連続。映像制作チームによる素晴らしい作品だ」
「4Kテレビで完全な映像を拝んでみたいよ」

   視聴者は、こんな賞賛のコメントを残している。解像度の低いパソコンモニターですらこの迫力なのだから、高精細テレビで見たらさぞかし凄いだろう、という期待が込められている。

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