2020年 10月 20日 (火)

出戻りできる国、出戻りできる会社

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固定したレールに対する柔軟な生き方が「ノマド」

   一方、コンサルティングのようなプロフェッショナルの組織は、出入りがかなり自由です。私がいたコンサルティング会社には「出戻り」がありました。

   つまり、一度その会社をやめた人が、また入社してくることがあるのです。もちろん会社側は事情に通じた即戦力ですから、基本的にはウェルカムです。中には二度目の出戻りをしたような人もいます。そういった多様な人を受け入れる土壌がありました。

   出入りができる組織、出入りができる国。そういうオープンな場所が私は好きです。そして、そういう場所を人生のステージに応じて回っていくというのが、わたしの考えるノマド的な生き方のイメージです。そういう生き方が、一本線の固定したレールに対する柔軟な生き方=「ノマド時代のサバイバル」だと思っています。

   日本を出て、また戻ってくる。私にはこの2010年代に海外に出た人が、10年後に大きな波になって再び日本に戻ってきて、大きな改革の波をつくる姿が浮かびます。アジアで起業家を育成する加藤順彦さんは講演録のなかで、このような人材を「ウミガメ」に例えています。いずれ生まれた海岸に戻ってきて卵を生むのです。(大石哲之)

大石哲之(おおいし・てつゆき)
作家、コンサルタント。1975年東京生まれ、慶応大学卒業後、アクセンチュアを経てネットベンチャーの創業後、現職。株式会社ティンバーラインパートナーズ代表取締役、日本デジタルマネー協会理事、ほか複数の事業に関わる。作家として「コンサル一年目に学ぶこと」「ノマド化する時代」など、著書多数。ビジネス基礎分野のほか、グローバル化と個人の関係や、デジタルマネーと社会改革などの分野で論説を書いている。ベトナム在住。ブログ「大石哲之のノマド研究所」。ツイッター @tyk97
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