オリックスが若手の基本給を3%引き上げ 初任給アップは7年ぶり

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   オリックスは、若手社員の基本給を2014年4月から平均約3%引き上げると、1月9日に発表した。対象は入社1年目から30歳台半ばの主任クラスまでの約3500人。基本給の上げ幅は、総合職で約5000円~1万円の見通しで、初任給の上げ幅が最大となる。同社の初任給の引き上げは2007年以来7年ぶり。

   井上亮社長は、「退職年齢の引き上げで高年齢層の社員が増えるなか、基本給の引き上げにより、ビジネスチャンスを求める若手社員のインセンティブを高めたい」と話した。

   また、基本給引き上げにあわせて、グループの国内主要会社の約7500人の社員について、今夏の賞与を平均約10%引き上げる。基本給と賞与のアップによる14年度の人件費の増加分は約13億円になるという。

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