米国の女性用下着ブランド「Aerie」が、最新のキャンペーンで使用した宣伝用のポスター広告が海外で話題になっている。キャンペーン「#AerieREAL」では、モデルではない、きわめて一般的な体型の女性を起用し、さらに撮影した女性の写真をPhotoshopなどのデジタル技術でいっさいの補整を行わず、「ありのまま」の姿を広告として掲載した。そこには、"THEREALYOUISSEXY."(リアルなあなたがセクシーなんだ)というキャッチコピーも書かれている。ありのままの「自撮り写真」を募集投稿された自撮り写真ツイッターでは、"Aerieisdoingsomethingtrulyamazing."(本当に素晴らしい取り組みだと思う)"Thisadcampaignissopositiveforgirls&women!"(このキャンペーンは女性にとってとても前向きね!)などおおむねポジティブな投稿が寄せられている。またAerieのウェブサイトでは、ありのままの「自撮り写真」を募集する参加型コンテンツも用意されている。ハッシュタグを付けてインスタグラムやツイッターに投稿すると、その写真をサイトでも掲載するというものだ。日本ではあまり考えられないが、たくさんの写真が投稿されている。女性にとってより身近に感じてもらえるブランドになる狙いがあったのだとしたら、功を奏したといえそうだ。(岡徳之)
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