「ダメじゃないか君!休暇の消化が少ないよ」 「そんな波が日本上陸」を恐れる人たち

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   ワークライフバランスの重要性が叫ばれる昨今。企業も「ノー残業デー」を設けたり、有給休暇・育児休暇取得を促進したりと様々な取り組みを行っている。

   しかし、ドイツの現状を知ってしまうと、日本なんてまだまだ……と溜息をつきたくなる人が多いようだ。

しわ寄せを食らうのは…

   「『仕事が残ってても休みます』経済大国ドイツの人の働き方」(The Huffington Post、2014年 2月1日投稿)によると、日本人と同じく勤勉と言われるドイツの有給休暇は年間30日。それも毎年きっちり消化される上、病欠が有給とカウントされないのは当たり前。「自分が休むと周りに迷惑が…」という日本ではありがちな遠慮も、ドイツでは皆が同じように休暇を取るから不要。逆に休暇を取らないと、上司から注意を受けるくらいだそうだ。

   こんなことが可能なのも、ドイツでは誰もがプライベートの時間を重視しているから。家族と多くの時間を過ごすために効率的に仕事をこなし、余暇を楽しむ。上司は普段から部下の仕事を把握し、残業しないよう、又、休暇が消化できるよう効率改善を指導する。社員が休暇で抜ける穴は、数人のグループで補い合うなど、休暇取得のため労働環境が徹底的に合理化されているようなのだ。

   このドイツ人のワークライフバランスの良さに多くの日本人が衝撃を受けたようで、同記事は多くのネットユーザーにシェアされ、議論が交わされている。ユーザーの反応で目立つのは、「ドイツが羨ましい、心底羨ましい」「法人税を下げようとかは欧米にならおうとかいうが、労働環境などは決してならわないよな」「日本は誰かが休んでると嫉妬とかやっかむから無理でしょ」「日本の大企業が真似したとして、しわ寄せを食らうのは下流工程の下請けだから……(震え声)」など、ドイツと同じことは日本では無理…という嘆きの声だ。

   しかし中には、ドイツのサービスレベルに対し、こんな指摘をするユーザーもいた。「消費者の観点からいえばどうかなという気もするが、働く側からすれば天国か?しかし融通のきかないドイツ社会である」。果たして日本の消費者が、「担当者が1か月休暇で居なくなる」ことが珍しくないドイツ並みのサービスに満足できるかどうか……。(NF)

「有休は完全消化すべし」の社会、歓迎ですか?
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