JFEスチールは、総合職採用のすべての新入社員を海外の営業所に短期間派遣する研修制度を始める。14年4月に入社する35人から導入し、2015年以降も続ける考え。欧米やアジアなどに分かれて3か月間赴任し、現地の駐在員の仕事を補佐する。
入社して1か月間の新入社員研修を経て、欧米や中国、東南アジアなどの計14の駐在員事務所に1人~数人を派遣。その後、配属先を発令する予定。
JFEスチールは鋼材の輸出比率がほぼ5割に高まっていることもあり、「グローバル人材育成・語学研修」には力を注いでいる。別途、技術・ビジネススキル・語学の多彩なカリキュラムからなる「JFEカレッジ」などを用意して、社員のスキルアップを支援している。