2024年 4月 25日 (木)

「意識が高い学生」が就活で撃沈 「世界一周」すら役にたたない理由

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「意識だけ」高い人の特徴

   そこで組み合わされるのは、意識が高くて実行力がある人材と、意識はさほど高くないが実行が確実な人材です。

   となると、使いにくいタイプが2つでてきます。

   ひとつは、「意識が低く、実行もできない」タイプ。これはまずい。意識は低いままでいいので、言われたことはこなすようなタイプにならないと、生き残れません。

   もうひとつは、「意識だけは高いが、実行が伴わないタイプ」です。これは、難しい。意識は高いけど、実行がちぐはぐな人は、組織として使いようが無いからです。

   意識が高くて実行がちぐはぐという人は、わたしが観察していると、次のような特徴があります。

(1)やりたい事が壮大な割には、自分で考えたものではない(流行っている目標)
(2)やりたい事を実現するステップが、割合一足飛び(ショートカット志向)
大石哲之(おおいし・てつゆき)
作家、コンサルタント。1975年東京生まれ、慶応大学卒業後、アクセンチュアを経てネットベンチャーの創業後、現職。株式会社ティンバーラインパートナーズ代表取締役、日本デジタルマネー協会理事、ほか複数の事業に関わる。作家として「コンサル一年目に学ぶこと」「ノマド化する時代」など、著書多数。ビジネス基礎分野のほか、グローバル化と個人の関係や、デジタルマネーと社会改革などの分野で論説を書いている。ベトナム在住。ブログ「大石哲之のノマド研究所」。ツイッター @tyk97
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