2024年 4月 26日 (金)

「3億5千万円集めた主婦」が「村上海賊」映画 中小企業による現代の「財宝探し」

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印刷物の画像を認識させ、映像コンテンツなどへ誘導

   映像つながりで、もうひとつ中小企業の話題を紹介したい。ファミリーマートや東芝のCMを手掛けてきた映像制作会社のエフ・リンクス(東京都渋谷区)が、携帯電話でカタログなどの画像を読み取り、WEB上の映像コンテンツやホームページへ次々にリンクさせる「ARコンテンツジャンパー」(商標登録済み)のサービスを5月から始める。QRコード(二次元バーコード)の代わりに、印刷物の画像を認識させて、映像・文字コンテンツやホームページに誘導するもので、複数のコンテンツのリンクが容易に行える。画像認識の無料スマホアプリ「COCOAR」を開発したスターティアラボ(東京都新宿区)から使用権を取得した。

   これを使うと、営業マンが現場でカタログの静止画から動画にリンクさせ、さらに品種や価格表、ホームページなどにリンクさせて、より効果的な営業活動を行うことが可能になる。観光地であれば、マップから観光地全体の紹介動画、各店の紹介動画などにリンクでき、外国語対応も行える。また、百科事典なら静止画から動画にリンクさせて、より詳しい解説が行える。エフ・リンクスのモットーは、ハイクオリティー、ローコスト、ハイスピード。映像制作業界の吉野屋とも言われているだけに、価格は業界最低水準に設定するとのこと。ニュースリリースは4月下旬の見通しだ。(管野吉信)

管野 吉信(かんの・よしのぶ)
1959年生まれ。日刊工業新聞社に記者、編集局デスク・部長として25年間勤務。経済産業省の中小企業政策審議会臨時委員などを務める。東証マザーズ上場のジャパン・デジタル・コンテンツ信託(JDC信託)の広報室長を経て、2012年に「中堅・中小企業の隠れたニュースを世に出す」を理念に、株式会社広報ブレーンを設立。
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