2014年度の女性の新入社員のうち、約9割が出産後も仕事を続ける意欲を持っていることが、日本能率協会の調査でわかった。出産後に仕事を続けるか聞いたところ、38.0%が「ぜひ続けたい」、51.8%が「環境が整えば続けたい」と、あわせて89.8%が「出産後も働きたい」と答えた。前回調査(2012年)より4.5ポイント上昇した。
共働きで育児をする場合、「ぜひ育児休暇を取得して育児をしたい」(43.5%)、「会社で前例があれば取得したい」(26.1%)をあわせると69.6%、女性の回答に限っては90.5%と、9割を超える女性が育児休業を取得したいと回答した。
男性は「会社で前例があれば取得したい」との回答が32.5%あった。
調査は14年3月下旬から4月上旬に、協会の新入社員向けセミナーや研修に参加した男性732人、女性305人を対象に実施。4月中旬に結果を公表した。