「海外移住も選択肢に」のススメ ぐっと広がる人生の幅

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   プロブロガー・イケダハヤトさんの高知移住が一部ネットユーザーの中で話題になっています。今回は、約1年前に東京からフィリピンセブ島に移住した私の現在の状況をお伝えします。

   私の場合は、今やっている仕事が、

(1)書籍や記事、有料会員組織向けコンテンツの執筆
(2)サムライカレープロジェクト(研修プログラム)の運営
(3)講演や取材(を受ける)
(4)取材に行く

になります。

そろそろ引っ越しを視野に…

「ホテル暮らし」はこんな感じ
「ホテル暮らし」はこんな感じ

   (1)に関しては、ネットに繋がったPCがあればどこでもできます。

   (2)に関しては、集客やWebの更新、進捗確認などはどこでもできますが、カンボジア・プノンペンの現場で研修生に会って指揮をすることも大切な業務です。

   (3)に関しては、日本で受けることが多いです(セブやプノンペンで受けることやSkypeや国際電話で受けることもあります)。

   (4)は基本、アジア各国を飛び回る形になります。

   昨2013年の段階では(2)がなかったため、セブでもまったく不自由がありませんでした。セブ-成田は、片道4時間、2万5000円程度なのでいつでも日本に帰れます。また、セブからシンガポール経由で東南アジア各国に行くのも簡単です。

   普段は、月6.5万円(光熱費込み)のホテルのスイートルームで原稿を書き、必要に応じて東京に帰るというのが、リーズナブルかつ満足度の高い生活だったわけです。

   ただ、今年に入り(2)のためにカンボジア・プノンペンに行くことが多くなってくると、ちょっと不便になってきました。セブからプノンペンの直線距離は非常に近いのですが、2014年6月現在、直行便がないどころかマニラ-プノンペンの便すらありません。遠回りをしてシンガポール経由で行くことになるのですが、乗り継ぎが非常に悪く、行きは空港で一晩明かさなくてはなりません。実に非効率です。しかも、2014年9月から東京-プノンペンに直行便ができます。値段はわかりませんが、時間的にはセブ-プノンペンより東京-プノンペンの方が近くなってしまうわけです。

   セブのホテル暮らしが、コストパフォーマンス的に非常に気に入っているのですが、そろそろ引っ越しを視野に入れた方がいいかもしれません。

   候補としては、(2)サムライカレーを中心とするならプノンペン。(3)と(4)を中心とするなら東南アジアの中心で、プノンペンに近く、生活のコストパフォーマンスが高いバンコク(政治不安はありますが)が候補。

   また、日本での仕事を中心とするなら東京か、生活のコストパフォーマンスが高い福岡。選択肢はたくさんあるわけです。

「移動」も「定住」も出来た方が人生は楽しい

   このように、ライフスタイルに合わせて住む場所を変えられるのは非常に便利です。都市にはそれぞれにいいところ、悪いところがあるので、短所をあげつらってあーだこーだ言うのは時間の無駄です。だから、自分の現状にあった場所を見つけて、そこに住むのが楽しいと思うのです。そして、そのデメリットが大きくなったときには引っ越せばいいわけです。

   もちろん、私は自由業だからこれくらい簡単に引っ越しを考えられるのですが、ビジネスパーソンであっても同じです。海外駐在を命じられたとき、海外就職を志したくなったとき、国内の別の都市に魅力的な仕事がみつかったとき、海外に留学したくなったとき、気軽に移動できるよう準備をしておくと、人生の幅は広がります。

   こういう考え方に移行するのは、別に難しいことではありません。国内や海外に旅行したときに、この土地に住んだらどうなるかな?なんてことを想像してみるだけでいいんです。そういう思考をしていると、いいなと思った土地の家賃を調べたり、住んでいる人に話を聞いたり、在住者のblogを読んだりというのが日常になるので、自分の今住んでいるところから移住することにアレルギー反応がなくなるのです。

   私は、様々な面において選択肢が多い方が、人生は豊かになると考えています。

   移動し続けることがえらいわけではないですが、「移動」も「定住」も出来た方が人生は楽しいです(私も大学の専任講師になって、日本に定住するかも知れません)。

   多くの人は、「定住」しかできないと決め込んで生活をしていると思うので、「移住」という選択肢も人生に組み込んでおくことをおすすめします。(森山たつを)

森山たつを
海外就職研究家。米系IT企業に7年、日系大手製造業に2年勤務後、ビジネスクラスで1年間世界一周の旅に出る。帰国して日系IT企業で2年勤務後、アジア7か国で就職活動をした経験から「アジア海外就職」を多くの人と伝えている。著書に「アジア転職読本」(翔泳社)「はじめてのアジア海外就職」(さんこう社)がある。また、電子書籍「ビジネスクラスのバックパッカー もりぞお世界一周紀行」を連続刊行中。ツイッター @mota2008Google+、ブログ「もりぞお海外研究所
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