嫉妬で(?)「怒りすら覚える」有休取得率の高さ トップの企業は「100%」、官公庁は…

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   企業におけるワークライフバランスを考える際、有給休暇取得率に注目する人は少なくない。「仕事もプライベートも充実させたい」と望む昨今の多くの就活生や転職希望者にとって、「有休の取りやすさ」は、会社選びをする上で重要な要素のひとつのようだ。一方、有休取得率の悪い会社は、「ブラック企業」認定されかねない。

   企業リサーチサイトを運営するヴォーカーズ(東京・渋谷)が、2万人の現役社員へのアンケート結果を元に「有休取得率」の業界、企業ランキングを公表している(2014年4月22日)。上位にランクインした意外な企業や、業界によって大きな差があることをめぐり、ネットでは様々な反応が飛び交っている。

業界ワーストは「22%」

   まず企業部門のトップは、取得率が驚きの100%と羨まし過ぎる数字の「ショーワ」。本田技研系列で、「自動車、自動車部品、輸送機器関連」の企業だ。2位はNTTのグループ会社「NTT-ME」、3位は最近躍進が華々しいアラブ首長国連邦の航空会社「エミレーツ航空会社」となっている。ネットでは、「精度の高い仕事が求められる業種が高い傾向かな?」「無給休暇すら無い我が社には全く関係ない話、怒りすら覚える」などの複雑な心境(?)も交えた声が見受けられた。

   業界別では、1位が「通信、ISP、データセンター」(61.57%)、2位「自動車、自動車部品、輸送機器」(58.67%)、3位「監査法人、税理士法人、法律事務所」(57.26%)となっている。「官公庁、独立行政法人」は7位(50.64%)と意外に低かった(?)が、それでも「公務員は完全消化を自慢できるからイイよね」といった声も寄せられていた。

   そして注目のワースト1位は、「フードサービス、飲食業界」で、取得率は22.18%。次いで「不動産関連、住宅」、「住宅設備、建材、エクステリア」と、いずれも20%台前半の業界が続いた。60%前後の上位陣とは著しい差が出た形だ。この結果に対し、「2ちゃんねる」では、「3大ブラック業界じゃないすかwwwこんなデータにまでブラックさが如実に表れるとは恐るべし…」「久しぶりにためになる記事だった」などの声が寄せられていた。(NF)

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