2019年 12月 11日 (水)

起業したいならさっさと会社をつくったら?

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   起業したい、という相談で訪れてくる若いひとがたまにいます。

   とは言っても、私なんぞのところにくるひとは、起業のアイデアをもっていればまだマシで、たんに意識が高いだけのひともいます。

「将来的に起業したい。起業が目標」

みたいなかたです。

「いまは自分を高めている段階です。来年から世界一周するつもりです」

「世界一周」の前にやるべきことが…
「世界一周」の前にやるべきことが…
「起業したいっていうけど、何をやるの?」
「いまは、それを見つけている段階です」
「アイデアないの?」
「いまは自分を高めている段階です。来年から世界一周するつもりです」

たいへん意識が高くてよろしいのですが、自分をたかめて意識を育んでいるだけでは、アイデアはでてきませんし、アイデアがでてきても実行に移さなくては仕方がありません。

   以前はこういう若者がやってくると、いちおう丁寧に「それではダメなので、まずはニーズを探しなさい」とアドバイスしていました。

・貴方がくわしいことで、周りのひとが困っていることはなんですか?
・営業しなくても、かってに貴方が頼られることはありませんか?

そのあたりにヒントが有るよ、というアドバイスを丁寧にしていたのですが、さいきんは止めました。

   そういうアドバイスをしても、

「そういうのもあるけど、社会に貢献する会社をつくりたい」

などといわれて咬み合わないからです。

大石哲之(おおいし・てつゆき)
作家、コンサルタント。1975年東京生まれ、慶応大学卒業後、アクセンチュアを経てネットベンチャーの創業後、現職。株式会社ティンバーラインパートナーズ代表取締役、日本デジタルマネー協会理事、ほか複数の事業に関わる。作家として「コンサル一年目に学ぶこと」「ノマド化する時代」など、著書多数。ビジネス基礎分野のほか、グローバル化と個人の関係や、デジタルマネーと社会改革などの分野で論説を書いている。ベトナム在住。ブログ「大石哲之のノマド研究所」。ツイッター @tyk97
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