2018年 12月 14日 (金)

動画のモデルが着た服をクリックすると… 即購入ページへ案内する新ツール

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   最近は数あるウェブキャンペーンの形式の中でも「動画」の存在感が高まっているように思う。やはり文字や静止画像だけでは生みだせないパワーがあるし、言語の壁を乗り越えて世界中に拡がる可能性もあるからだろう。実際、話題に上がる動画の視聴回数は右肩上がりだ。

   一方で、動画を使ったキャンペーンは売上の向上につながるのだろうか、という素朴な疑問もある。特に消費者の視覚や聴覚といった感性に訴えかけることが有効と思われる独自の世界観を持った「ブランド」の担当者は、試行錯誤しているかもしれない。そんな企業が関心を持ちそうなツールを見つけた。

クリックした動画内の商品をまとめて表示

   香港発のツール「E-MOTION」は、ウェブ動画を試聴したユーザーが動画の中で登場したアイテムが気になった場合、動画を見たその場で簡単に購入できるようにしてくれる。アイテムを扱う企業を調べ、そのサイトをわざわざ訪れ、先ほど気に入ったものをもう一度検索するという手間がなくなる。

   例えば、E-MOTIONのサイトには同社の顧客であるファストファッションブランドH&Mの活用事例が紹介されている。同社がアメリカの歌手 Kilo Kishとコラボレーションした動画には、彼女がH&Mのアイテムを着用して出演するが、ユーザーが動画内のアイテムをクリックすると動画終了時にそれらを一覧化してくれる。ユーザーはそこからH&Mのサイト内にある商品紹介ページに移り、購入することができる。ちなみにスマートフォンやタブレット端末にも対応可能だ。

   他にも、TANYA TAYLORという女性向けのアパレルブランドは2014年春夏コレクションの映像にこのツールを導入し、ランウェイを歩くモデルが着用する今シーズンの新作のアイテムをユーザーがすぐにサイトでチェック・購入できるようにしている。コレクションのその場ですぐに買い物ができるような、思わず財布のひもが緩むような体験だ。

   E-MOTIONの提供社によれば、このツールを導入した場合、ユーザーの動画の滞在時間が350%伸びたという実績もあるという。(岡徳之)

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