2014年の夏のボーナスは、おおむね「増えた」ようだ。日本生命保険が7月8日に発表した夏のボーナスに関するアンケート(6月1~23日、インターネット調査。男女1万1361人が回答)によると、ボーナスが「増えた」と回答した人は50.6%で、前年に比べて11ポイント増加した。「減った」と答えたのは5.4%で、前年(11.7%)から大きく減った。
ボーナスの支給額は平均59万3000円で、前年より8万6000円増えた。使い道では、「預貯金」が31.3%で最も多く、「生活費の補填ほてん」が20.3%、「ローンの返済」は15.0%と続いた。
また、ジャパン・ディー・アイ・ワイ(DIY)生命保険がまとめた今夏のボーナス調査(6月6~11日、インターネット調査)によると、平均手取り額は72万2000円で、前年同期に比べて2万3000円の増加だった。
70万円台に乗せるのはリーマン・ショック直前の2008年夏以来6年ぶり。昨夏と比べて、ボーナスが「増えた」との回答は35.0%、「減った」は15.0%だった。
一般企業に勤めるサラリーマン世帯の20~59歳の主婦500人が答えた。