2019年 12月 8日 (日)

日本は「タバコ臭くてしかたない」 東京五輪までにやるべきことがある

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「wifiない」よりはるかに致命的なダメージ

   そして、次の問題が大きい。

   ベトナムでは、禁煙や分煙の飲食店などみたことないが、窓は開けっ放しで天井も4メートルくらいあるような場所なので、ほとんど屋外である。隣でタバコをすっている人もみかけるが、タバコの臭いは気にならない。空気が還流していて、急速にタバコの煙を薄めているからだ。

   日本の建物は、高度に密閉されている素晴らしい建築物であるが、それがアダとなって、たちまち匂いがこもってしまう。

   たとえその飲食店のなかで1人しかタバコを吸っていなくても、その1人のタバコの臭いが店中に充満してしまうのだ。

   これは、分煙の店の酷さを知っていると身にしみる。先日、分煙と書いてあるファミレスに入ったが、とくに仕切りがされているわけでもないので、タバコの臭いがそのままやってくる。禁煙席にいるのに、食事をおえてみれば、シャツが臭くなってしまっていた。

   分煙の喫茶店の場合は、ガラス戸で仕切られているにもかかわらず、開閉時に匂いが立ち込める。人の出入りも多いため、1、2分に一度くらいは開閉があるので、それだけでもう匂いが充満してしまう。

   日本の飲食店はタバコ臭い。

   これはwifiがないとかそういうことよりもはるかに致命的なダメージだろう。

   タバコに対する寛容な姿勢は、オリンピックのイメージとも全く合わない。

   2020年までまだしばらくあるので、早急に、公共の室内ではビル・飲食店問わずに完全禁煙とする条例を作るべきだ。(大石哲之)

大石哲之(おおいし・てつゆき)
作家、コンサルタント。1975年東京生まれ、慶応大学卒業後、アクセンチュアを経てネットベンチャーの創業後、現職。株式会社ティンバーラインパートナーズ代表取締役、日本デジタルマネー協会理事、ほか複数の事業に関わる。作家として「コンサル一年目に学ぶこと」「ノマド化する時代」など、著書多数。ビジネス基礎分野のほか、グローバル化と個人の関係や、デジタルマネーと社会改革などの分野で論説を書いている。ベトナム在住。ブログ「大石哲之のノマド研究所」。ツイッター @tyk97
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