2020年 7月 4日 (土)

リスクマネジメントの裏に潜む大問題 「従業員の心の健康」にどう取り組むか

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経営幹部が真っ先に心がけなければならない課題

   伊坂幸太郎の小説『ガソリン生活』(朝日新聞出版刊)にこんなフレーズが出てくる。「人間には、認められたい、役立ちたい、褒められたい、という三大欲求があるらしい。(中略)どんな単純作業でもいいから仕事を与えればいいんだろ、という発想は間違いなんだ。それでは人間は幸せにならない。精神は沈んだままだ」―。

   不祥事の多くは、この三大欲求が満たされず、「認められない、役立てない、褒められない」状況に陥った人が、ついつい手を出してしまうのではないか。あるいは、満たされない思いがあるから、行わなければならないチェックがおろそかになる。そう考えると、従業員の心の健康がリスクマネジメントの裏に潜む大問題であり、経営幹部が真っ先に心がけなければならない課題といえる。(管野吉信)

管野 吉信(かんの・よしのぶ)
1959年生まれ。日刊工業新聞社に記者、編集局デスク・部長として25年間勤務。経済産業省の中小企業政策審議会臨時委員などを務める。東証マザーズ上場のジャパン・デジタル・コンテンツ信託(JDC信託)の広報室長を経て、2012年に「中堅・中小企業の隠れたニュースを世に出す」を理念に、株式会社広報ブレーンを設立。
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