2024年 4月 17日 (水)

上司の不満を口にする前に 問題点の発見・解決は「自分の仕事」

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   前回までのビジネス電子本『全社で取り組む「お客様が喜ぶCS」』(ジェイ・キャスト)に続き、『組織の中の自分をコーチする』(同)を紹介する。初回は、パート1「自分を知り、自分を伸ばす」の冒頭部分を取り上げる。

自身の主体性を高めるには

(第1節)必要なのはあなたの主体性だ

   「上司が指示命令をして部下を動かす。部下はただ従う」というマネジメントスタイルの時代は終わりつつあります。変化の激しいいまの時代に勝ち残るために必要なのは、あなた自身の主体性を高め、まだ発揮されていないあなたの個性と能力を引き出すことです。

(第2節)社員全員の力で生き残る

   今、企業は激しく変化する世の中に柔軟に対応していかなければならなくなりました。しかし経営者1人、上司1人の知恵や経験にのみ基づいて企業のかじを取っていくことはできません。社員全員が持てる能力と知恵を総動員して環境の変化に対処すべきです。

(第3節)みんな悩んでいる

   上司の不満を口にする前に、管理職がどういう状況にあるかも考えてみてください。自身のキャリアにも不安を抱えているのに、部下の指導もしなければならない。部下の価値観は多様化し、接し方がわからない。あなたと同じように、様々な悩みを抱えているのです。

(第4節)問題点の発見と解決は自分の仕事

   本来、仕事上の問題点や課題を発見するのは、直接業務に携わっている部下であるべきです。それにもかかわらず、部下の仕事上の問題点を指摘し、解決策を与えてきたのは上司でした。しかし、これらは本来、部下が自分でできることばかりです。

 

(第5節以下、パート1の続きは電子書籍で。次回はパート2)

 

<J-CAST BOOK電子ビジネス本『組織の中の自分をコーチする』2013年Kindle版から>

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