新規就業、13年16.3%で「離職率を6年ぶりに上回る」 厚労省

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   2013年に、新たに就業した人の割合を示す入職率は、前年より1.5ポイント高い16.3%となり、仕事から離れた離職率(15.6%)を6年ぶりに上回ったことがわかった。厚生労働省が2013年の雇用動向調査を、14年9月9日に発表した。景気の回復で新規の雇用が増えた。

   2013年末の常用労働者は4624万人と、前年末から0.7%増えた。産業別にみると、14業種のうち10業種で入職率が離職率を上回った。とくに建設業や情報通信業、宿泊飲食サービス業、医療・福祉で1ポイント以上、入職率が高かった。

   半面、製造業は離職率が入職率を1.2ポイント上回った。生産の海外シフトが進んで働く場所が減っているとみられる。

   5人以上のオフィスや工場を調べた。

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