2019年 5月 22日 (水)

「海外生活がクセになる」働く女子 「会社や結婚の縛り」からの自由が欲しい

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   あなたの周りで、ワーキングホリデーなども含め、海外留学したことのある人はどれくらいいるでしょうか。独立行政法人「日本学生支援機構」(JASSO)が公表した2012年のデータによると、日本から海外へ留学する人のうち、65%が女性です。

   最近は男女差が縮まってきたようですが、10年前には女性が7割近くを占めていたことも。全体として、留学に熱心な女性が多いことが伺えます。なぜ、女性たちは海外を目指すのでしょう。

「結婚して主婦になるだけじゃイヤ!」

海外へ!
海外へ!

   今から100年以上前の明治時代から、長らく「留学の主役」といえば、男性でした。当時、アメリカへ留学し、女子教育の道を開いた津田梅子などは例外として、欧米で勉学に励んだのは「超」のつくエリート男性ばかり。女性にも海外留学の道が本格的に開けたのは、1980年代以降のことです。

   80年代といえば、女性の社会進出が叫ばれた「女の時代」。若い女性たちの間には、「結婚して主婦になるだけじゃイヤ!」というムードが高まっていました。しかし、仕事を頑張ろうにも、まだまだ会社組織は男性中心。1986年に施行された男女雇用機会均等法で、分かりやすい形の男女差別は影をひそめたものの、若い女性が活躍できる環境は整っていませんでした。

   若いOLたちが「こんなはずでは」と不満を溜め込んでいたところへ、85年のプラザ合意で円高が起こります。海外留学が、女子にも手の届くものになったのです。つまらない会社員なんて辞めて、海外へ行けば何かが変わるかもしれない。というわけで、バブル期には、OLが仕事をやめて海外留学するのがブームになりました。

北条かや(ほうじょう・かや)

1986年、金沢生まれ。京都大学大学院文学研究科修了。著書に『本当は結婚したくないのだ症候群』『整形した女は幸せになっているのか』『キャバ嬢の社会学』。ウェブ媒体等にコラム、ニュース記事を多数、執筆。TOKYO MX「モーニングCROSS」、NHK「新世代が解く!ニッポンのジレンマ」(2015年1月放送)などへ出演。
【Twitter】@kaya_hojo
【ブログ】コスプレで女やってますけど
【Facebookページ】北条かや
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