ノーベル賞中村氏の「変人あつかい」報道は失礼? それとも「わが社の変わった人」を見直す契機に?

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   2014年のノーベル物理学賞を受賞した、中村修二・米カリフォルニア大サンタバーバラ校教授。日本での会社員時代は、電話にも会議にも出ずに集中して研究に没頭した、といったエピソードが紹介され、その功績とともにあらためて注目を集めている。

   たとえばNHK「時論公論」(10月8日未明)では、上記の「電話・会議に出ない」逸話に触れ、画面に文字表示でも、社内で「まわりは変人あつかい」などと伝えた。どこの会社にも「一風変わった人」はいるようだが、中村さんの今回の受賞を機に、「実はすごい人かも」「将来すごい実績を残す人かも」といったように、周りの見る目が変わってくる......かもしれない。

ブレない「信念」に感銘、と祝福も

電話、鳴ってますよ...
電話、鳴ってますよ...

   「電話・会議に出ない」エピソードは、以前の中村さんの著書などでも知られ、今回の受賞を受け、読売新聞記事「中村さん(略)反骨精神で実用化」(8日付朝刊)でも触れている。

   こうした報道を受け、ツイッターでは、

「他人の目を気にする事なく、開発に集中したブレる事ない信念!! 感銘を受けます」

といった祝福の声のほか、

「電話もとらない、会議も出ないなんて、ふつうは許されないだろうけれど、やはりそれだけ才能が感じられたのか......」

といった反応も寄せられた。さらに、

「前の会社の上司は、奇人なのに周りを巻き込む力があった。変わってるけど、稼げる男性は、何かがあるんだな~と改めて思った」

と会社の「奇人」を再評価する声や、

「漫画家も大物は変人ばかりだし、突き抜けてなにかする人が、強烈なキャラってのは世の習いじゃないかな」

と「変人」を高く評価する指摘もあった。

   一方で、あるツイートでは、中村氏の紹介の際に、マスコミが「変人」云々と触れることに対し、「失礼だろうが」と怒っていた。

   中村さんは受賞後、「有名大学の出身でなくても、田舎者でも、がんばれば世界レベルで何でもできると証明ができた」と語った。「会社の一風変わった人」も含め(?)、多くの人に勇気を与えてくれたようだ(KH)

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