電通とグーグルが連携すると... 「ウェブ広告」市場に今から起きるコト

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   電通とグーグル、広告業界の2強が手を組んだ。電通は10月6日(2014年)、媒体社の持つプレミアムなウェブ広告枠に絞ったマーケットプレイス(広告主と媒体社が売り買いする場のこと)の構築を、グーグルと連携して行っていくと発表した。

   昨今、広告枠を売り買いするための手段としては、RTB(リアルタイムビッティング)と呼ばれるリアルタイムで入札できる方式が主流となっている。この方式は、効率的に取引できるというメリットがあり急速に広がっていった。

プレミアムな広告枠を持つ媒体社に絞る

この広告、楽しいかも
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   しかし一方で課題もあった。非常に速いスピードで多くの広告枠の売り買いが行われるため、広告主は広告を掲出するウェブサイトの情報を、同じく媒体社は掲出された広告主の情報を十分に把握することが難しかった。

   さらに媒体社にとっては、サイト上に設けているどの広告枠も同じように扱われてしまうため、その価値が均質化しやすくなるという事態もあった。つまり、意図しないサイトに意図しない広告が安く掲載されてしまうことがあったのだ。

   そこで電通とグーグルは、プレミアムな広告枠を持つ媒体社だけに絞ったマーケットプレイスを構築することで、広告主が掲出の状況をより把握しやすく、媒体社が価値の大きな枠を選ばれた広告主に売りやすくしようとしている。

   この取り組みで高く売れる媒体社を囲い込もうとする思惑も透けて見えるが、マス広告同様、ウェブでも電通の存在感は増していくのだろうか。グーグルは自社で提供する広告配信プラットフォームとの連携などで協力する。(岡徳之)

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