世界一「お節介な国」、シンガポール婚活事情

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   日本では晩婚化が進んでおり、それが少子化の原因のひとつと言われております。

   そこで、官民共に婚活に関するあれこれを作って適齢期の男女の出会いを支援していますが、それは日本に限ったものではありません。

「独立記念日には子作りをしよう」とCMが・・・

これがシンガポールSDNのサイト。Dr Loveが相談に乗ってくれます
これがシンガポールSDNのサイト。Dr Loveが相談に乗ってくれます

   晩婚化、少子化は、先進国共通で起こっており、それを解消しようとしている国も多いです。それはアジアでも起こっていることで、国民一人あたりのGDPがアジア一、生活費も東京より高い、でおなじみシンガポールなんかでも大きな課題となっています。

   何か課題があると、国が全力で対応するシンガポール。そんな、お節介・・・ではなくて、面倒見のいい国は、婚活に関しても国民にあれやこれやの支援を行っています。

   シンガポールには、政府が運営する婚活支援サービス(SDN)があります。

   そこには、SDNが民間企業に委託して行っている婚活パーティーの案内が載っているのですが、ただWebサイトに載せるだけではなく、資金提供までしているそうです。

   政府が、出会い系サイトなど婚活サービスを行う事業者に上限5万シンガポールドル(450万円)まで資金援助をするって、日本ではあまり聞かないですよね...。

   これ以外にも、「はじめてのデートでは男性がおごろう」とかのデートマナーの案内などが載ってたりもしますし、「独立記念日には子作りをしよう」なんて下世話なCMが流れてたりもするそうです。

独身者と既婚者で異なる住宅支援策

   もちろん、こういう表面的な支援だけではなく、出産休暇の日数を増やしたり、出産した時の補助金を出したりという国民の生活を直接支援する策も出しています。

   さらにいえば、シンガポールでは結婚すると格安で家が提供されます。

   シンガポール国民は、国からHDBという公団住宅が提供され、格安で住むことが出来るのですが、独身者がこれに入居できるのは35歳を過ぎてから。しかし、婚約者や配偶者がいれば21歳から申し込めるようになるのです。しかも、独身者は中古のみ、結婚している人は新築です。

   出会いの場所の提供から情報提供、生活者への直接の支援。ここまでやらないと先進国の人は結婚しないのか・・・と思うと、少子化対策はなかなか難しいです。将来的には、結婚関係なしで、精子バンクとか使って子供を「作る」ようになるんですかねえ・・・。

   そんな政府の支援とは全く関係なく、私はシンガポールおよびアジア各国在住の日本人男性と、海外に住みたい日本人女性のマッチングパーティーを主催しています。(我ながらいろいろやってますね・・・)

   12/6、7の現地開催で、女性は既に満員なのですが、男性はまだ空きがあります!ご興味のある方、ぜひ「こちら」をご覧ください!(森山たつを)

森山たつを
海外就職研究家。米系IT企業に7年、日系大手製造業に2年勤務後、ビジネスクラスで1年間世界一周の旅に出る。帰国して日系IT企業で2年勤務後、アジア7か国で就職活動をした経験から「アジア海外就職」を多くの人と伝えている。著書に「アジア転職読本」(翔泳社)「はじめてのアジア海外就職」(さんこう社)がある。また、電子書籍「ビジネスクラスのバックパッカー もりぞお世界一周紀行」を連続刊行中。ツイッター @mota2008Google+、ブログ「もりぞお海外研究所
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