2021年 6月 20日 (日)

「死ぬ気で仕事しよう!ただし、1日8時間以内でね!!」 「ブラック企業は生き残れないパート3」

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育児できる男は仕事もできる!

   「イクメン」とか「男が育休」というと、あたかも「出世競争から降りた弱腰人材」みたいに捉えられてしまう向きがあるが、そんなことはない。

   私自身が普段ご一緒しているイクメンの皆さん方はむしろ、時間がない中で成果を出せ、リスク管理ができ、コミュニケーション力に秀でた「デキる人」ばかりなのだ。育児経験を持つことで、仕事にもいい形で反映するポイントが確実に存在するといえよう。では、柱「4」の具体策とは...


(A)子供とのコミュニケーションはマネジメントに活かせる

   育児は部下育てと共通点が多い。「相手の話を聴く」、「自らは手を出さずに見守る」、さらには「褒めて育てる」、兄弟がいたら片方を叱るときに必ず「1人にして叱る」など、会社組織内でのコミュニケーションやマネジメントに活かせる場面が多い。

   実際、人材育成の評価が低かった人が、育休明けからマネジメントが変化し、部下が成長して本人も早く帰れるようになり、結果的に評価も上がった、という事例もある。


(B)効率的に仕事ができるようになる

   保育所や託児所のお迎え時間が決まっている場合や時短勤務なら、どうしても残業せず帰らねばならない。「時間がない」という制約条件の中でいかに効率的に成果を出すか、日々試されることになる。いわば、毎日「台風が来てるから、電車止まる前に早く帰れよ。でも仕事は全部終わらせてからな」と言われているようなものだ。

   必然的にダラダラする余裕はなくなり、常に集中しなければならない。ただ、やってみれば意外と時間は捻出でき、いかに普段の仕事にムダが多いか、「残業が当たり前文化」に毒されているかに気づくことになる。


(C)本当の意味で「チームワーク」が求められる

   育児も仕事も同じで、ひとりで抱え込んでいてはできない。周囲の理解と協力が必要であり、そのためには「今日は16時に帰るので決済はそれまでに、メール対応はその後でもできる」などと情報共有し、起こりうるリスク要因は先に伝えておかねばならない。

   また、自分から積極的に周囲に関わり、「困ったときはお互い様」というマインドで接すれば、思ったよりも周囲が味方になり、助けてくれることも多い。

新田 龍(にった・りょう)
ブラック企業アナリスト。早稲田大学卒業後、ブラック企業ランキングワースト企業で事業企画、営業管理、人事採用を歴任。現在はコンサルティング会社を経営。大企業のブラックな実態を告発し、メディアで労働・就職問題を語る。その他、高校や大学でキャリア教育の教鞭を執り、企業や官公庁における講演、研修、人材育成を通して、地道に働くひとが報われる社会を創っているところ。「人生を無駄にしない会社の選び方」(日本実業出版社)など著書多数。ブログ「ドラゴンの抽斗」。ツイッター@nittaryo
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