青学「箱根駅伝初優勝」舞台裏に迫る なるほど、そうだったのか

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   今年(2015年)、1月2日・3日に行われた箱根駅伝は、10時間50分をきる驚異的なタイム、49分27秒でゴールした、青山学院大学の初優勝という形で幕が降ろされた。指揮した原晋監督が、かつて「伝説のカリスマ営業マン」だった時代の経験を選手の育成に生かしたことも、話題に花を添えた。

   今回の青学優勝をうけ、レース前から公開されていた彼らの舞台裏を追ったドキュメンタリー映像が、あらためて注目を集めている。

選手の足型から専用シューズ

「左足のほうが、若干大きいです」
「左足のほうが、若干大きいです」

   映像は、青学駅伝チームと、彼らのスポンサーであるスポーツ用品ブランド「アディダス」がコラボレーションして制作したウェブサイトで公開されている。

   アディダスの契約アドバイザーでシューズ職人の三村仁司氏とチームが交流する様子をおさめたもの。三村氏が選手それぞれの足型を取り、その形状から走り方を分析、トレーニングのアドバイスを行う。例えば、ある選手が、「シューズの左足のかかとの内側だけよく擦り減る」というと、三村氏は選手を寝かせ、足の長さを測る。すると、右足に比べ、左足が3ミリほど長いことが分かり、「走るときに左足が突っ張るので、左の腰を痛めやすい」と選手の悩みを言い当てる。

   こうした診断を踏まえ、三村氏は選手たちにシューズを配る。それは、既製品ではなく、各々の選手の足の形状に合わせて作られたシューズだ。履いてみた選手たちは、「はじめから、フィットする」「普段のシューズは、自分は足が広いので締め付けられる感じがあった。これは、履きやすい」などと満足した表情だ。

   サイトではもう一つ、約2年前に行われた合宿での、男子マラソン元世界記録保持者、ハイレ・ゲブレセラシエ氏とチームとの交流をおさめた映像も公開されている。良いアスリートになるための必要なことは、「規律、目標、努力」と語るスーパースターとの対面に、選手たちは目を輝かせた。このほか、合宿中の風景を写したフォトギャラリーもある。

   映像を見た人からは、「ハイレいい人だな」といった反応があり、同サイトで告知していた、ツイッターのハッシュタグ「#aogaku」 も、「優勝おめでとう!!」などのコメントで盛り上がった。

   また、アディダスは今回の結果を受けて、優勝を祝う全長約20メートルの横断幕を、青学青山キャンパス正門横に掲出した。昨夏の合宿で撮影された部員たちの姿がメインビジュアルとなっている。(岡徳之

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