海外で「日本人って優秀だな」と思う時

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実際に来て、体験してみてはじめてその恐ろしさがわかる

   もし、日本で勤続20年無遅刻無欠勤が駐在員として東南アジアに来たらどうなるでしょう。まずは、その余りの想定外に、業務を回すことが非常に困難になるのではないでしょうか。そして、落ち着いてきたところで「こんなに時間通り来ないのは自分のマネジメントに落ち度があるのでは・・・」と悩み始めてしまうと思います。

   こうやって、日本では真面目で優秀なマネージャであっても、東南アジアではその手腕を発揮出来ず、心を病んでしまうことがよくあるのです。

   この様な感覚は、この記事を読んで「そうだよね」と思っているだけではダメです。実際に来て、体験してみてはじめてその恐ろしさがわかるのです。

   だから、若い内に海外での就業は経験して欲しいと思いますし、そういう人がこれから重宝されると思うのです。

   もっというと、昨今は日本の学校でも学級崩壊などが騒がれており、「時間通り来ない」人材が増えてくる可能性があります。そんな人たちをマネジメントできるようになるためにも、東南アジアは絶好の修行の場なのです。

   そんな東南アジアをはじめ、世界各国での長期インターンをする学生に、奨学金を出す国家プロジェクト「トビタテ!留学ジャパン」というものがあります。

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森山たつを
海外就職研究家。米系IT企業に7年、日系大手製造業に2年勤務後、ビジネスクラスで1年間世界一周の旅に出る。帰国して日系IT企業で2年勤務後、アジア7か国で就職活動をした経験から「アジア海外就職」を多くの人と伝えている。著書に「アジア転職読本」(翔泳社)「はじめてのアジア海外就職」(さんこう社)がある。また、電子書籍「ビジネスクラスのバックパッカー もりぞお世界一周紀行」を連続刊行中。ツイッター @mota2008Google+、ブログ「もりぞお海外研究所
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